バンベルクの「ケラーツアー」=ドイツビール紀行2019(その16)=

<<前回の続き

翌日、今回が初バンベルクの同行者もいることもあり、ちょっと観光タイム。
宿泊先であるBrauerei Fässlaから旧市街へとブラブラと歩く。
Grüner Markt(直訳すると緑市場)に並ぶ野菜や果物の店を覗き、Kleine Venedig(小ベネチア)と呼ばれるエリアを橋の上から眺める。

大聖堂に着くと、ラッキーなことに丁度パイプオルガンの演奏時間だった。
ただし、パイプオルガンをずっと聴き続けていると眠気が・・・・。

ちょっと遅めのランチタイムは旧市街にあるラオホビールの名店「Schlenkerla(シュレンケルラ)」へ。
店の前は大混雑、Ausschank(アウスシャンク)と呼ばれるビールの販売窓口も大混雑。
しかし、こういう状況でもレストランスペースは空いているので、臆することなく店内に入っていくと、5人でも問題なく席に座れた。
さっそくラオホビールを堪能。

写真左:フランケン地方を含むバイエルンの定番Tellerfleisch 西洋ワサビがツーン
写真右:名物「Bamberger Zwiebel(バンベルクの玉ねぎ)」

Felsenkeller ツアー

さて、今回の旅では以前から気になっていた「Felsen Keller(フェルゼン・ケラー)ツアー」に参加した。
Keller(ケラー)とはドイツ語で地下室、地下壕の事。Felsen(フェルゼン)とは岩を意味し、岩をくり抜いて作られた地下室をこう呼ぶ。
ケラーは日本人にとっては英語で言う「セラー」の方が馴染みがあると思う。
ワイナリーなどにいくとトンネルの様なワインセラーに入った事がある人も多いだろう。

バンベルクに限らず、中世から続く古い都市にはこのケラーがあちこちにある。
それは貯蔵の為だったり隠れ家だったり、戦時中は防空壕だったり、用途は様々。
以前何度かビアガーデンに併設されたケラーを見学したことはあるが、今回は都市の地下に張り巡らされたケラーにスポットを当てたツアーである。
(ちなみにビールの貯蔵庫であるケラーの上にビアガーデンを併設した事で、フランケン地方をはじめとしたバイエルンエリアでは「ビアガーデン」の事を「ケラー」と呼ぶ事もある)
(ケラーについての記述は、当研究所内のこちらを参照ください)

さて、ツアーの主催はバンベルク市。定員制で予約が必要。
2016年に一度参加をトライしたのだが、前日に観光案内所で確認したら「満員御礼」と言われて断念。よって今回はバンベルク行きが決まった段階で予約を入れた。

当日の集合場所は観光案内所前。
そこから説明を色々聴きながら町の中を少し歩く。
運河を渡り丘の方向へと向かうのだが、どうもいつも訪れている「Spezial Keller(シュペペツィアル醸造所のビアガーデン)」の方向へと向かっているぞ・・・・

そして「Spezial Kelle →」と書かれた看板を曲がり、
「あらら結局のSpezial Kellerへ行くのか?」
と思っていたら、その手前の空き地へ案内された。
電気設備か何かの建物かと思っていた小屋のドアが開けられると、なんとそこが地下壕への入口!
そこでヘルメットを渡され、真っ暗な地下壕へと階段を下っていった。

地下壕は深く、そして涼しい。
年中ほぼ一定に保たれるこの室温はビールの貯蔵庫としても最適で、この様なケラーがこの街のあちこちにある。

(興味のある方はこちらのリンクを参照ください。)

次回へ続く>>

カテゴリー: Bierreise2019 パーマリンク

2 Responses to バンベルクの「ケラーツアー」=ドイツビール紀行2019(その16)=

  1. ピンバック: 村の夏祭りと振る舞いビール=ドイツ・チェコビール紀行2019(その15)= | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut

  2. ピンバック: 丘の上のSpezial Keller とラオホビア=ドイツ・チェコビール紀行2019(その17)= | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください