村の醸造所で最新設備を見学==ドイツビール紀行2018(その7)==

<<前回の続き
前夜は友人宅で開催されていた誕生日パーティーにお邪魔した。
かつて某醸造所でブルワーとして働いていた友人は、現在も自家醸造でビールを作っており、自宅での集まりの時にはこれが樽で並ぶ。

今回の旅はオランダ発で2泊3日というショートステイ。
翌朝はバンベルク郊外にあるReckendorfという集落にあるSchlossbrauerei Reckendorfへ。
「新しい設備が入ったので、近くに来たら寄ってくれ」
とのことなので、さっそく訪問。

写真左:小さな集落と教会。なお、この集落にはもう一軒醸造所がある。
写真右:醸造所全景。木の下にはビアガーデンが広がる。

そしてこれが新しい設備。
ザックリ言うと「醸造工程で麦芽の栄養分は全て使われていないが、この設備だとそのほとんどが抽出される」という事らしい。
(ちょっと専門外なので、説明不足ご容赦ください)
2018年11月にニュルンベルクで開催された醸造機器展示会Brauchen Fach Messeでは、この設備メーカーにより会場からこの醸造所までのシャトルバスも出たらしい。
(この訪問記事は2018年8月の訪問)

最新設備の横に、今も鎮座する昔ながらの設備。
設備の使いこなしや様々な調整がある為、すぐに新しい設備だけで全てのビールを作れない。よって、これらの設備もまだまだ現役で使う予定との事。

この日はここからオランダの自宅へ車で帰る為、試飲などは出来ず。
その代わり、ビールをケースで購入。
そんな事をしていたら、車+荷台にビールを満載して買っていくオジさんに遭遇。
さすがに家庭用ではなく商用。

2018年のビアタビのショート第一弾はここで終了。
既に2019年になってしまいましたが、引き続きショート第二弾、第三弾があるので同じ「Bierreise 2018」カテゴリーで続ける予定です。

 

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