プラハ城と城下のブルワリー=ドイツ・チェコビール紀行(その10)=

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午後は丘の上に建つプラハの象徴的存在であるプラハ城へ。
9世紀半ばより建築が始まり、14世紀のカレル4世統治時代に現在の様相になった。(参考:「地球の歩き方チェコ ポーランド スロヴァキア」編)

プラハ城は共通チケットで入場する。
チケットは入れるエリアごとに幾つかのパターンがあるが、我々は聖ヴィート大聖堂、旧王宮、聖イジー教会、黄金小径、ダリポルカを見れるBコースを選択。

写真左:微動だにしない衛兵。
写真右:聖ヴィート大聖堂を横から

大聖堂の中は奥行き120m、幅60m。
ステンドグラスが連なる空間の中に、歴代の王の墓が納められている。

大聖堂の南塔は展望台になっている。
この南塔に登ることが出来ると思ったら、なんと塔は別料金。
(たしかにそうしないと凄い人数が塔に登り、大混乱すること間違い無し)
まぁ、なかなか来れる場所じゃないので、入場料を払って塔に登りプラハの街を見下ろす。
写真左:ヴルタヴァ川に連なる橋
写真右:カレル橋は塔の上からでも解る混雑さ

聖イジー教会
920年建造という、場内最古の教会。
あまりゴチャゴチャ感が無く、個人的にはこちらの方が好み。
写真左:教会全景。ピンク系の色彩が特徴。
写真右:質素な作り。

黄金小径は1597年に出来た小径。
錬金術師達が住んだことからこの名前になった。
細長い住居の二階部分は回廊のようになっており、甲冑がズラリと展示されている。
この小径にはかつてフランツ・カフカが仕事部屋として使っていた家がある。

さて、プラハ城観光を終えた後、城下にあるブルワリーパブ「Vojanův dvůr」 へ。
外壁に囲まれたこの店は、かつての司法裁判所で13世紀頃の建築とされている。
ブルワリーは2018年にオープン。市内中心部にも姉妹店がある。

写真左:ボヘミアン・ダークとピルスナー
写真右:チェコのコーラとも言える「Kofola」

ジョン・レノンの壁
彼の肖像画の周りに、平和を願うメッセージが・・・と思ったら、別にどうでも良いメッセージも多数あった。
4人組の若者がギターでビートルズソングスを奏でており、周辺の人々もそれに合わせて歌う。

次回へ続く>>

 

 

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プラハ城と城下のブルワリー=ドイツ・チェコビール紀行(その10)= への2件のフィードバック

  1. ピンバック: プラハ散策と修道院ビール=ドイツ・チェコビール紀行2019夏(その9)= | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut

  2. ピンバック: 豚の鼻のブルワリー=ドイツ・チェコビール紀行2019(その11)= | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut

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