2019年夏のビア旅。
今回は車でアムステルダムから一気にバイエルン州レーゲンスブルク近郊のLaaber村へ。
ここで二泊した後、チェコに入って北上、プラハから再びドイツ方面へと戻るルートを設定。
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早朝アムステルダムを出発。
途中国境付近にあるEmmerrichで飲料販売店に立ち寄り、自宅に大量にあった空のビール瓶(ドイツでのみ補償金が戻って来る物)を返却。身軽になった状態で南ドイツへと向かった。
ルートとしては、Oberhausen、Düsseldorf、Köln、Frankfurt am Main、Würzburg 、Nürnbergを経由し、約750kmを走行して夕方にLaaberへ到着。
前回ここを訪れたのは2013年8月だから、ちょうど6年ぶりの訪問となる。
宿泊先はBrauerei Gasthof Plank。(当研究所での紹介ページ)
17世紀から続く醸造所で、一階がガストホフ(居酒屋)、二階が宿になっている。
ここのビールは日本にはKobatsu Tradingさんによって冷蔵コンテナで輸入されており、現地のままの味わいを日本でも楽しめる。
8月中旬のドイツは爽やかで日も長い。
到着したのは18時頃だが、まだまだ昼間の明るさなので、ちょっと村の中を散歩。
村を見下ろす様にそびえる砦に登り、改めてラーバー村の全景を把握した。
上写真の右に見えるのは、マイバウム(Maibaum=5月の木)と呼ばれるいろいろ飾られた木。街の中心に掲げるのが普通なので、この醸造所はまさに街の真ん中にある、という証。
(バイエルン州でも北部のフランケン地方に行くと、Maibaumではなく「Kirchwehbaum」と呼ばれる)
さくっと村を歩いた後は、外のテラス席でビール!
Pilserl、Weissbier、Export Dunkelと一通りをじっくりと楽しむ。
酔えば二階の部屋にゴロンとするだけなので、かなり気が楽。
ここには多くの日本人が訪れているが、日本人定番メニューというのがこれ「Paprica Schnitzel mit doppel Reis(パプリカ・シュニッツェル・ドッペルライス)」。
シュニッツェルにパプリカソースを掛け、ご飯を載せた物。(写真はDoppel/2個載せ)
同行していた息子(10歳)はすっかりこれが気に入った様子。
ここLaaberには二泊の予定。
<次回へ続く>
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