Budwer詣と小都市散策=ドイツ・チェコビール紀行2019(その7)=

<<前回の続き

プラハへ向かう途中、チェスケー・ブディヨヴィツェ(České Budějovice)を通り掛かったので寄り道してみた。
この街には14世紀に創業され、世界に名高い醸造所ブディヨヴィッキー・ブドバー(Budejovicky Budvar)がある。
米国の超大手ビールメーカーが造る「Budweiser バドワイザー」は、元々この街のビールにあやかりたいと名付けられた事、その後の世界各国での商標訴訟などは有名な話であるのでここでは割愛するが、我々ビール好きにとってはやはりここが「バドな場所」。
大手醸造所というだけあって、まずはビジターセンターへ。
醸造所見学は時間別に区切られており、人数制限もある為ちょっと焦ったが、なんとか一番近い時間の見学ツアーに入り込めた。

写真左:ビジターセンター
写真右:醸造所全景パネル

参加したのは英語ツアー。
場内には小さなホップ畑があったが、これはツアー客への説明用。
ホップの役割とは何か、どんな風に栽培されるのかをガイドさんが説明してくれた。
場内のツアーは醸造過程を追っていく感じで進む。
深い地下には貯蔵タンクが並び、ほんの少しだけ試飲をさせてくれる。
(運転の為、妻がこれらを試飲・・・)

本当は旧市街の散策をしたかったが、プラハを目指して北上開始。
途中遅めのランチタイムの為にターボル(Tarbol)に立ち寄る。
この街は持参していた「地球の歩き方」に載っていた。コース上にあり、かつ手頃に回れそうな小さな街という事でフラリと寄った訳だが、なかなか趣があった。

歴史的には15世紀のフス戦争において、フス派の拠点となった街という。
(フス戦争についてはWIKI参照
街は外壁に囲まれており、内部はクネクネとした路地が多い。
そして、その路地を進んでいくと中央にあるジシカ広場に出た。ここに旧市庁舎や教会がある。この教会の名は「キリストの変容教会」というらしい。
写真左:ジシカ広場にいたレッドブル。
写真右:路地が多い。

ランチはここでも典型的なチェコ料理。
肉続きなので魚もチョイス。

次回へ続く>>

 

カテゴリー: Bierreise2019 パーマリンク

Budwer詣と小都市散策=ドイツ・チェコビール紀行2019(その7)= への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 城郭都市を下から上から、そしてビール=ドイツ・チェコ ビール紀行2019夏(その6)= | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut

  2. ピンバック: プラハ着=ドイツ・チェコビール紀行2019(その8)= | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください