丘を越えてGänstaller Bräuへ==ドイツビール紀行2016(その25)==

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この日は朝からバンベルク郊外の集落へ向かう。
バンベルクからHirschaidという町まで列車で行き、そこからは自転車を漕いで坂を登り丘を越えてSchnaidという集落へ到着。
このルートは何度か通っており、Schnaidにもある小さな醸造所「Brauerei Friedel」に寄ったこともある。
今回は、そのBrauerei Friedelが移転した後に、入居している話題の醸造所「Gänstaller Bräu」を訪問するのが目的である。

写真左:フランケンの丘陵地。奥に見えるのがSchnaid。
写真右:Schnaidは次の集落だ、ということを示す標識

この醸造所には飲食店が併設されていないため、基本的にはふらりと立ち寄ることができない。
バンベルクの友人は、ここのブラウマスターの元同僚で仲がいい為、何日か前に連絡を取ってもらったら、
「6日の午前10時に来てくれ、と言っているぞ。その後、出張に出るらしいからその時間しかダメだ。」
ということで、その日のその時間に伺うことにする。
写真左:醸造所全景。以前の醸造所の看板がまだ掲げられている。
写真右:入り口に掲げられている看板

ドアの前でしばらく待っていると、ブラウマイスター氏が到着。
実は会うのは3回目で、最近だと2012年に友人を交えて会っている。
当時は、Srtassgiechという集落にある醸造所の設備を使ってビールを作っていた頃。

ちょうどカナダからのお客さんが来ており、彼らと一緒に醸造所を見学。
写真左:引き継いて使っている醸造設備
写真右:屋根裏に置かれた麦汁冷却用のプール

マイスターのアンドレアス氏がかつて醸造をしていた2箇所では、敷地内に横に広がる地下壕が作られていたが、ここは地下の直下方向に地下室がある。

写真左:ひんやりとした空間に置かれた貯蔵タンク
写真右:最後は試飲コーナー

朝からの醸造所訪問は終わり。
そのまま隣の集落をつないでビア旅をしたかったが、バンベルク市内で約束があったのでバンベルクへ戻る方向に舵をとる。
なぜか雨がパラついて来た。

次回へ続く>>




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丘を越えてGänstaller Bräuへ==ドイツビール紀行2016(その25)== への2件のフィードバック

  1. ピンバック: いつもの街Bambergへ==ドイツビール紀行2016(その24)== | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut

  2. ピンバック: がっちりランチ@Hirschaid==ドイツビール紀行2016(その26)== | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut

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