<<前回の続き>
続いては、定期観察している醸造所のひとつ。
Uetzingというこれまた小さな集落にある、小さな小さな醸造所Metzger Bräu。
Metzgerとはお肉屋さんの事で、こちらはお肉屋さんと兼業している変わった醸造所。
バンベルクのビール仲間の古くからの友人で、2007年のオープンの頃からお世話になっている。
今回は2年ぶりの訪問。なんと増築されていてビックリ!
写真左:左の部分が増築された箇所。
写真右:醸造設備が置かれており、客席もある!
客席が増えたものの、店のシステムは不変。
地下にある小さなお店でビールを注文する。食事についても基本的にはセルフサービス。
なお、この店は暖かい食事は提供せず、ハム・ソーセージ類を切って盛るだけの、いわゆる「Brotzeit」がメイン。
なにせ元々お肉屋さんなんだから、これらの充実ぶりは目を見張るものがある。
写真左:店内には肉類の他、乾物やソース類などぎっしり。
写真右:ビールと一緒にBrotzeit Teller。(ハム・ソーセージ類の盛り合わせ)
新しく客席ができたものの、ガレージの飲みスペースもそのまま残されている。
常連さん達が一人二人とやってきて、談笑タイム。
瓶詰めビールを買いにきたオジサンも、帰るつもりが一杯二杯・・・・。
集落の中をちょっと散策してみる。
最初にこの集落に来た2004年、まだMetzger Bräuは無かった。
ただし、古いフランケン地方のハイキングガイドにはこの集落の醸造所が記されていた為、足を運んでみたのだ。
その時に訪れたのは下写真の建物。
すでに醸造所では無かったが、看板だけは残っていた。
今回もう一度行ってみたが、看板は無し。これも時代の流れかな。
帰り道は畑の中の一本道をテクテクと進む。
枯れたひまわり畑とUetzingの教会。
Metzger Bräuの紹介ページはこちら>>
<次回へ続く>>
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