バイロイトで大人の社会見学==ドイツビール紀行2016(その14)==

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バイロイトにあるBrauerei Geb. Maiselはヴァイスビアを中心に展開する大きな醸造所であるが、その旧醸造所は「Maisel’s Bier Erlebnis Welt」と言う名前の博物館として営業している。
ここに真面目に行ってみようというのが今回の趣旨。
宿泊している宿から徒歩数分のところであり、宿の女将さんも案内には慣れたもの。
ちょうど見学ツアーが14時からあると言うので急いで受付に行ってみた。
なお、すぐ横にはBayreuther Bierbrauerei がビールの貯蔵に使っていた地下壕を公開している「Katakomben」があるが、上手く時間差をつけてツアーを開催しており、ハシゴが可能。

写真左:Maiselの全景。レンガ造りの建物は迫力がある。
写真右:建物の右手にある博物館入口。

この時は客は全てドイツ人でアジア人は僕だけ。
年輩者のガイドさんは最初に英語で、
「あんたはドイツ語わかるかい?」
と僕に聞くので、
「問題ない」
とドイツ語で答えて案内はスタート。

内容的には前半部分は醸造に関してであり、後半部分は地域のビール文化について。
醸造の仕組みや大規模化によって導入された19世紀の機械などがズラリと並ぶ。
小さな醸造所ではまだまだ現役の設備も、ここでは博物館展示。

自社だけでなく、周辺のビール文化を紹介。
フランケン地方、バイエルン州を中心にビールグラスやホーロー看板などが並ぶ。
「ここは俺の地元のビールだ。世界一美味いぞ」
などと一緒に回っていたオジサンが言う。

入場料にはビールが一杯含まれている。
併設パブで何種類かあるビールを注文して頂くスタイル。
僕はMaiselの代表的なビールであるWeissを注文。

飲みながら他のお客さん達とも話しが弾む。
「次も行くだろ??」
そう、そのまま全てのお客さんが隣の「Katakomben」へと流れていく。

次回へ続く>>




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バイロイトで大人の社会見学==ドイツビール紀行2016(その14)== への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 創業時のビールとミートローフ==ドイツビール紀行2016(その13)== | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut

  2. ピンバック: バイロイトの洞窟探検==ドイツビール紀行2016(その15)== | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut

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