教会の醸造所と歴史的なソーセージ屋==ドイツビール紀行2013(その27)==

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Brauerei Spital

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1998年の事。レーゲンスブルクのシンボルとも言える、Steinbruecke(石橋)を渡ると、そこにはワイワイとビールを楽しむ人々の姿があった事を記憶しています。
当時は何も情報が無く、ただ通り過ぎてしまったのですが、ここにはSpital Brauereiのビアガーデンがあるのです。

橋の袂にあるのがSt.Katharinen Platz(聖カタリーナ広場)。文字通りにSt.Katharinen Kircheという教会に面しています。そして、その横にある醸造所ですから、当然教会と無関係と言う訳ではなく、付属した醸造所として存在しています。
醸造所としての創業は1359年と言いますから、これまた古い!
(ちなみに、教会自体は1120年頃の創立)

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天気がイマイチなので、また橋からの近道も工事中の為か、ビアガーデンには人気無し。
店内にてビールを楽しみます。
ここでも定番3種類。左からDunkel、Hells、Weiss。
今回の旅で、エールの国英国で武者修行前の安藤君はバイエルンの定番中の定番であるHellesがお気に入りの様子。

 

歴史的なソーセージ屋

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石橋の旧市街側の袂にも、レーゲンスブルクのシンボル的な店が存在しています。
それは「歴史的なソーセージ屋」。
形容しているのではなく、そう言う名前のお店。笑
上の写真でみると、それは時計台の左にあります。
左と行っても大きな三角屋根の建物ではありません。その左。

ピンクの三角屋根でもありません。その前、白いテントが並ぶ小屋がそれです。

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小屋の壁を見ると、しっかり「Historische Wuerstkueche(歴史的なソーセージ屋)」と看板が出ています。
小さな平屋の小屋です、店内に席はありません。
レーゲンスブルクを訪れる世界中からの観光客がここを訪れますので、それなりに混んでいますが、皆外に置かれたベンチでソーセージを楽しみます。

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炭火のコンロにズラリと並んだソーセージを、中世の格好をしたオバサンが黙々と焼き続けています。煙突からは煙がもくもく。。。。(失礼)
ドナウ川の流れを眺めながら、こんがりと焼かれたソーセージを頬張ります。
もちろんビールも一緒にゴクリ。

次回へ続く>>



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教会の醸造所と歴史的なソーセージ屋==ドイツビール紀行2013(その27)== への2件のフィードバック

  1. ピンバック: レーゲンスブルクの老舗醸造所と、あの日の記憶==ドイツビール紀行2013(その26)== | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut

  2. ピンバック: ミュンヘンの公爵ビールと「洋食」(?)==ドイツビール紀行2013(その28)== | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut

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