ベルリンからバンベルクへはドイツの誇る高速列車であるICEで向かいます。
毎時間では無いものの、ダイレクトに結んでいる列車もあるので便利です。
高速可能な列車であっても高速可能な線路をずっと走る訳ではないので、4時間程掛かりますが。。。。
ルートはまずライプツィヒを目指して南下。チュービンゲン地方のローカルな風景を楽しみながらコーブルク辺りからフランケン地方に入り、バンベルク駅には北側からの入線となります。
バンベルクへの最後の20分は醸造所の密集地帯を走ります。
点在する集落に見える煙突の多くは、醸造所と思って間違いないでしょう。
そして、バンベルク駅到着直前に見えるのは、世界有数のモルトメーカーであるWeyermannです。
さて、バンベルクに到着後、本日の宿に向かいます。
今回は老舗醸造所Brauerei Spezialが予約してあるので、定宿である楽器屋さんの2Fはパス。
Brauerei Spezialは16世紀創業の老舗中の老舗で、ラオホビールを醸す醸造所としても知られています。
ここのホテル部門というか、民宿部門(?)の部屋数は7。
常に満室で、なかなか泊まる機会がありませんでしたが、今回はたまたまTELしたら空きがあり、見事にゲット。
ここは醸造所民宿ゆえに、宿泊はあくまで副業なのでしょう。
チェックインカウンターなんて物はありません。ビールサーバーである木樽の横に鍵がぶら下がっており、ここでチェックイン。世界遺産都市で観光客も多いのだけども、何とも素朴でナイスな感じです。
階段降りればそこは酒場。そして、そこでは自家醸造された美味しいビールが待っています。写真左はUngespundes Bierと呼ばれる、ガス圧の低いビール。
写真右は定番のラオホビールです。
ここでは友人と合流してあれこれ情報交換。
どこの醸造所が閉鎖された、どこに新しいマイスターが来た、その他、どこどこのマイスター夫婦が現在ケンカ状態で・・・などなど何ともマニアックな情報も。笑
Brauerei Spezialの詳細はこちらを参照。
ピンバック: 正統派の朝食!==ドイツビール紀行2013(その13)== | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut