バンベルクを「観光する」=旅の話=

初めてバンベルクを訪れたのは1998年の事。
その後、2000年以降ほぼ毎年の様に訪れているが、いつも周辺に点在する醸造所群を飲み歩いていた。
夕方バンベルク市内へ戻り、市内にある醸造所を巡回していた。笑

そんなバンベルクだが、ここは何と言っても旧市街全体が世界遺産に指定されている観光都市。せっかくだから観光もしなければ、と思ったのは初めて家族で訪れた2014年のことだった。

ずっと観光をしていなかったか、と言うと正確にはそうではない。
古い街並みを歩く、丘の上にある大聖堂や修道院に立ち寄る、そんな行動は観光と言えるし、そもそも毎回訪れる市内の醸造所そのものがバンベルクを代表する観光資源なのだから。

■運河クルーズ■
バンベルク旧市街を流れているのは、マイン川の支流レグリッツ川。
街のシンボルのひとつであるKleine Venedig(小ベネチア地区)の乗り場からスタートし、途中水門を通りながら下流にある小さな港へと至る。
人気があるので観光シーズンは満席状態。行ってすぐに乗ろうとは思わず、まずチケットを買って出発時間を確定され、旧市街歩きを楽しむと効率がいい。
(バンベルク観光局による詳細情報はこちら

■洞窟ツアー■
欧州の古い街にはよくある話だが、バンベルクにも地下壕が張り巡らされている。
集合場所はバンベルク市観光局の前だが、街の中をテクテクと、時々解説を入れながら歩いて丘の上へ。当研究所、所長からするとそこは行き慣れた坂道。
そう、Special Kellerの近くにその地下壕への入口があった。笑
ちなみに解説はドイツ語のみ。
(バンベルク観光局による詳細情報はこちら)

■Naturkunde-Museum Bamberg(自然博物館)■
20年通っていて知らなかった。
こんな素晴らしい博物館が、こんな街中にあるなんて!
場所は新市役所前の広場Maxmilian platzから50mくらい。
(公式WEBサイトはこちら

■丘の上の古城Altenburg■
ちょっと遠いけど、丘の上にある古城。
名前がAltenburg。直訳すると「古城」・・・そのままだ。
展望が素晴らしく、バンベルクの街のみでなく、フランケンの大地が見渡せる。
塔に登るとさらに遠くまで見れる。
丘陵地に点在する集落、その一つ一つにビール文化があるんだなぁ、と実感できる場所。
当ページの一番上の写真は、ここへアクセスする時に撮影したもの。

研究所所長は車で訪れたが、公共バスで近くの集落まで行き、そこから徒歩でのアクセスも可能。
市内から歩いても30分程度。
住所は Altenburg 1, 96049 Bamberg

家族連れやビールを飲まない人と一緒だと、なかなか醸造所巡りオンリーとはいかないが、こうしたポイントを含める事で、それらの人も楽しめる旅になる。
なお、船上や古城のテラスでビールも楽しめる。笑

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