バンベルクで買ったレバーケーゼの缶詰=食のはなし=

ドイツ有数の醸造都市であるバンベルク。
旧市街のほぼ中央にある老舗Schlenkerla(シュレンケルラ)はラオホビールの店として知られており、多くのビール愛好家が訪れる。

さて、この店は朝9時半から営業している。
ただし、モーニングメニューを出しているという訳ではなく、食事の提供開始は11時と決められている。
そんな中、朝からビールを飲みに来る地元のお客さん達は、紙袋を手にしてやって来る。
実はこれ、数十メートル先にある肉屋「Max Liebold」「レバーケーゼ」なのだ。
(レバーケーゼについては、当研究所のこちらを参照

なぜかと言うとここSchlenkerlaの食事提供開始は11時。
それまでは食べ物の持ち込みが許されているのだ。
要するに、ビールを飲みながら朝ごはんを食べたいという人も多いという事。(笑)

写真左:Schlenkerlaの看板
写真右:朝10時頃、レバーケーゼとラオホビールの朝食

さて、肉屋はどこにあるか?
Schlenkerlaの玄関から丘に建つ修道院方向を見ると、そこには赤い旗が掲げてある。
まさにそこ。
ちなみにSchlenkerlaすぐ横には老舗のパン屋もあり、ここでパンを買う人も多い。

写真左:通りの先に赤い旗
写真右:隣にあるパン屋「Hof Bäckerei Seel」

肉屋は日本の同様にお惣菜屋でもある。
レバーケーゼに限らず、店内で販売されているソーセージやメット(生肉)はパンに挟んで渡してくれるので、とても食べやすい。

写真左:店内の様子
写真右:人気商品のレバーケーゼは常にスタンバイ。

さて、2021年の訪問時。このレバーケーゼが缶詰になって販売されている事を知ったので、早速購入してみた。

缶を開けてみると、レバーケーゼの生地が入っている。
そのままオーブンへ入れて暫くすると、ムクムクと膨らんできた。

缶から取り出して切ってみると、これはまさしくレバーケーゼ!!

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