僕がジャーマン・レイル・パスを使う訳

「住んでみたドイツ 8勝2負で日本の勝ち」
ドイツに30年住んでいる方の著書。
僕がジャーマン・レイル・パスを使う理由を、見事に書いています。

Exif_JPEG_PICTUREドイツでのビアライゼの際、遠距離移動にはジャーマン・レイル・パス(Germann Rail Pass)を使う。
ジャーマン・レイル・パスとは、ドイツ以外に住む外国人がドイツ国内を旅する時に使う鉄道切符で、期間連続使用の物と、使いたい日を分けて使うフレキシータイプの物と2タイプあり、僕の場合は後者を3〜5日分事前に準備して長距離移動日に使う事にしている。これが超長距離列車はかなり得なんだけど、2〜3時間の場合だと微妙に高い場合もありうる。

DB(ドイツ鉄道)は、インターネットサイトで販売する鉄道切符に関しては、かなりの割引をしており、それを使うとビックリするほど安い場合がある。もちろん、ジャーマン・レイル・パスの一日分よりも。
しかし、これら切符には条件があって、「列車の変更不可」な事がほとんど。これがネック。乗り遅れて別の列車で・・・ということが出来ない。

Exif_JPEG_PICTUREDBが時間が正確というのは妄想。かなりの確率で遅れる。
長い距離を走っていればいるほど、長く遅れる。
イタリア辺りからやって来る国際列車なんて、出発地・経由地の国の事情もあって数時間遅れてくる。笑

よくあるのは、フランクフルト空港駅で、ネット予約した列車が遅れて来たため、先に来た列車に乗ってしまうケース。
「この切符は無効だ」
と怖い顔した車掌さんに宣告され、右も左もドイツ語も分からずに右往左往する旅行者も多い。

これはこっちの問題だが、旅行中の自分の行動なんてコロコロ変わる。
朝出発する予定が、二日酔いで起きることができず、乗る列車を2〜3時間遅らせることなんて、実はよくある。
列車の変更で比較的大きな駅の窓口に並ぶと、列はいつまで経っても短くならない。
自分の順番の直前に、
「今から休憩だ」
とピシャっと閉められることもしばしば・・・。
それならばと、ちょっと空いている郊外の駅に行ってみたら、
「う〜ん、よくわからないから、もっと大きな駅へ行って」
と冷たく返される。

こうした事態に、フレキシブルに対応してくれるのが、ジャーマン・レイル・パスなのだ。いい加減な旅人の強い味方と認定!




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