厦門大学近くにある小さなブルーパブ「Amoy Bräu(アモイブロイ)」の新店舗。
その旧店舗は旧租界の雰囲気がある通り「大学路」の一角であるが、この新店舗は古い倉庫街を改装してカフェやギャラリーなどが立ち並ぶ新しい注目スポットに位置している。
ブルーパブの名前は「FatFat Beer Horse」中国語表記では「胖胖啤酒马」。「ビールでまるまる太った馬」という意味で、店のシンボルとしてビール腹の馬が描かれている。
店内に入ると、まずは無意味なパイプ類が並んでいる。
これらはビールとは関係無いもので、ここがかつて魚の養殖施設だったことからの名残。
産業遺産として、という訳ではないが、その不思議な空間の奥にビアカウンターが見えた。
時々珍しそうに覗き込んでいる人を見ると、カウンターのオジサンが
「ビールを飲みにおいで〜」と声をかけている。笑
写真左:配管のならぶ店内の様子。
写真右:夜の外観。一見すると何の店だかわからず、覗き込む人が多い。
カウンターはコの字型の作りで。壁にタップがズラリと並んでいる。
ドイツ人二人による醸造所だけあって、Alt、Schwarz、Weissなどのラインナップがあるが、そのほかにもPale Ale、IPA、Stautなどのエール系も豊富。
名前も地域色がある感じでなかなか面白い。
写真左:一階カウンターはコの字型。
写真右:壁にタップがズラリとならぶ。
小さな旧店舗と違い、かつての養殖場だったこの店舗はその大きさを活かして醸造設備を充実させている。
写真左:中二階には白い幕が張られており、簡易的なシアタールームにもなる。
写真右:屋上は展望の良いテラス。遠くに厦門中心部の夜景が見える。
■Information■
FatFat Beer Horse 胖胖啤酒马
沙坡尾艺术西区60号之13设备房
Shapowei Art Zone, Daxue Lu 154, Nr 13 ,
Xiamen, China 361005
徒歩5−6分のところにある小さな旧店舗とのハシゴも面白い。
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