Klosterbrauerei Andechs / Andechs

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Kloster Andechs(アンデックス修道院)は、日本でも有名な修道院のひとつ。
有名なのは誰が祀られているとかではなく、ビールを醸す修道院として有名。
輸入されたアンデックスビールは、身近な存在かもしれないが、現地を訪れて飲むそれは旅の思い出と共に、また一味違うこと間違いない。

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アンデックスは修道院であるから、当然都市部には無い。
ミュンヘンからはハイキングを兼ねた一日コースで充分に楽しむのがお勧め。
実際、ミュンヘンっ子にもアンデックス・ハイキングは人気のイベントで、まぁミュンヘンに住んだ事がある人に聞くと、大抵一度は行っている。(当研究所調べ・笑)
まずはミュンヘン市内からSバーン(S8)に乗ってHerschingへ。

駅前で待ち構えているのは多くのタクシーで。これに乗ってアンデックスへGO!
・・・と言う手もあるが、ここはひとつ歩いて行くぞ、と決心。

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アンデックスへの道のりは、途中までは住宅街を、その後は森の中の小路を進むことになる。迷うとの不安もあるが、それは心配無用。
あちこちにアンデックスへの看板が建っているいるため、まず迷うことは無い。

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まっすぐ進む道は巡礼者の気分を高めてくれる、なかなかのシチュエーション。
気がつくのは、老若男女問わず多くの人が歩いていること。
老人は老人のペースで、子供連れはそれなりペースで、所々にあるベンチでは、休憩しつつ・・・・。

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遠くから見えていた修道院の塔が、やっと目の前に。
こうして駅から一時間弱でアンデックス修道院に到着。

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他の人は知らないが、僕の目的はもちろんビール。
この修道院で作られるビールを楽しみに、ミュンヘンから列車に乗り、森林を抜けてここまでやってきたのだ。
修道院の直ぐ横が醸造所であり、比較的規模が大きい販売所がある。

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ここの特徴は、セルフサービスである事。
実は、セルフサービス式は珍しくなく、ミュンヘン市内でもあちこちのビアガーデンで採用されているシステム。
まずはビールを購入。食事をする場合は、その隣にあるカフェテリアの様なカウンターへ進む。
巨大な樽から出されるビールをチビチビとやりながら並んでいると、あら?空っぽに。笑

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屋根に覆われた空間もあるが、天気の良い日はほとんどの人がビアガーデンに出る。
修道院だけあって、一段高いところにあるため、その眺望はなかなかのもので、何ともドイツらしい田園風景を眺めながら、ビールを楽しむことができる。
ガーデンの片隅では、鱒らしき魚が焼かれている。

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ビールはDunkel、Helles、Weissbierの3種類。
0.5Lか1.0Lジョッキかの選択になるが、何とWeissbierも専用グラスではなくジョッキでサーブされるのには驚き。
ちなみに価格は、0.5Lが3.0€。1.0LのMASSが6.0€。フランケン地方の田舎ビールと比べると目が飛び出る価格だが、それは仕方なし。
(価格は2013年11月現在のWEB参照)

カフェテリアではビジュアルに負けてハクセを購入。
胸焼けすること間違い無しだが、なぜかドイツ旅行中は食べたくなる逸品。。

<最終訪問 2010年8月>

■Information■
Andechser Bräustüberl
Berg str 2
82346 Andechs
TEL:08152 3760
営業時間 10時〜20時

公式サイト

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Klosterbrauerei Andechs / Andechs への3件のフィードバック

  1. 酔三郎 のコメント:

    6月に一週間のドイツ旅行、最終日に行ってきました。幸い天候にも恵まれ、駅からの森を抜ける道は爽やかで、美しくこれがドイツの森か!と実感でき良い経験になりました。
    そして広大なバイエルンの農村風景を眺めながらのビールは最高!ここではもたれる(?)ハクセを大量のビールで洗い流し込み、野原で休憩後にマスまで食べ大満足でした。修道院は・・・見逃しました。

  2. ピンバック: München(ミュンヘン) ビール紀行の道しるべ | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut

  3. ピンバック: Andeckser am Dom / München | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut

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