2000年代に入ってからの開業と、かなり新しい醸造所。
ドイツでは2004年に醸造に関する法改正があったらしく、ここで新たな醸造所が誕生している。
ただし、開業するのは都市部のみで、田舎の小さな醸造所は相変わらず厳しい経営状況にあることは否めない。
立地はバンベルクの代名詞的な存在であるラオホビールの名店「シュレンケルラ」の二軒となり。旧市街地のほぼ真ん中で、いつも人通りが絶えない場所。
元々は古い建物なので、新しいからと言って異色を放っているとは限らず、こうして次々と新しい店にリノベされるのは、商店街としても良い傾向。
写真左:
おそらく中庭だったスペースは、屋根が張られてビアガーデンに。
植物が植えられている様子は、何だかスペインみたいだ。
写真右:
新しい醸造所に多いのは、この様に設備を眺めながらビールを飲むというコンセプト。
稼働中は室内全体が暑くなるので、客を入れることはないが、そこでビールが造られているという事を想像しながら楽しむのが、これまた良い。
老舗だとなかなかお試しセットの様な物は無いが、ここは三種類のビールを100mlずつ楽しめるセットがあった。
ちなみに、この地方の名物であるラオホビールは造っていない。
(最終訪問 2012年8月)
■Information■
Ambräusianum
Dominikanerstraße 10
96049 Bamberg
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