<<前回の続き>
2日目はドルトムントでノンビリな日。
朝パンを買いに友人と街を出た。すぐ近くにある学校の様な施設には、朝から子供達がワイワイと遊んでいるけど、ちょっと見た感じの雰囲気がドイツ人とは違う。
そもそも、日曜日に学校??
聞くと、ここは旧学校を使用した難民収容施設だという。
ここドルトムントにも多くのシリア難民がやって来て、こうした施設を急遽準備して収容しているという。ここでは子供達へは教育だけでなく、大人にドイツ語を教えたり職業訓練を行ったりするそうだ。
街を歩いていても、それらしき人も多く見かける。
写真左:街の中央にある教会。
写真右:通りは秋の気配いっぱい。
街の中央広場には、飲食店が並ぶ。
かつて数十もの醸造所があったドルトムントは今日においても「ビールの街」。
今は統合が進み同じ釜の元に造られるビールも、かつてのブランドは残されており、それぞれの販路で販売されている。
中央広場にも、Brinkhof’s、Thier、DAB、Kronenとそれぞれのビールを楽しむ店がある。
今回は、その一角にあるのはDer Thüringerというカレーソーセージ屋さんへ。
ずっと前からあるこの店も、何年か前に改装されて綺麗になった。
Kronenを飲みながら、Currywurst Pommes mit Mayo(カレーソーセージ・フライドポテト マヨネーズ掛け)を楽しむ。
毎回のことながら、食べた後は胸焼けが・・・・。
(ドルトムントに関しては、こちらも参照ください)
続いて友人宅に場所を変えての会話タイム。
前日にバカンスから帰ってきたばかりの友人夫婦宅に皆で集まる。
途中のキオスクでビールを購入したが、何とビックリ、すでに姿を消したと思っていた「Stifts Pils」がまだまだ販売されていると知る。
このビールは90年代終わりまでドルトムント南部にあったDortmunder Stifts Brauerei で醸造されていたが、その後Dortmunder Unionに吸収され、醸造所自体も撤去されている。
現在の醸造元は統合された市内の醸造所「DAB」であるが、その存在があるだけで嬉しい。
写真左:ドルトムントの定番ビールのひとつ「Brinkhof’s Nr.1」
写真右:15年ぶりくらいに飲んだ「Stifts」
写真左:ドルトムントよりちょっと北にある小都市Oeldeのブルワリー「Pott’s」
写真右:ドイツ・オランダ・ベルギー国境の街で作られたレアなビールは開けてくれず・・。
<次回へ続く>>
ピンバック: ドルトムントのスポーツ・バー==ドイツビール紀行2016(その5)== | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut
ピンバック: ICEでシュツットガルトへ==ドイツビール紀行2016(その7)== | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut