<<前回の続き>
続いてやって来たのは、このHeller Brauerei のビールを楽しむSchlenkerla(シュレンケルラ)へ。
今回来たのは10月6日、この日はここシュレンケルラの「Urbock Antisch」と呼ばれる行事がある。Urbockが開栓される日なのだ。
醸造所がらフラフラと街中を歩いて15分くらい。
おなじみの行灯のような看板と、ドアに掲げられた「URBOCK」の文字が心をウキウキさせる。
16時から開始との事だったが、ちょっと出遅れて16時半過ぎに行ったらガラガラだった。
中庭に張られたテントの下には人がポツポツと集まり、名物のラオホボックを楽しんでいるが、ちょっと賑やかさが足りないなぁ。
街中を散策していた醸造家の奥様も合流し、まずは飲み始める。
ガラガラの中でも、このタイミングで飲み始めて良かったと、後ほど気づく・・・。
小腹が空いたので、Laberkäseをつまみながらラオホをグビグビ。
そうしている間に、特設テントにはラオホビアが入った樽が次々と運ばれている。
「随分とたくさんの樽が・・・・」
と思っていると、確かにテント内の人が増えている。
そうしているうちに醸造家さん夫婦は、Würzburgの実家へ戻るためにここでサヨナラ。
続いて、かねてからお会いしたいと思っていた東京・神田にあるドイツビール・ビアバーBaku-Yaさんのオーナー吉澤さんとご対面。
バンベルクに来ていると言う情報をキャッチしたので、メッセージをいれておいた。
晴れてシュレンケルラで乾杯を実施!
(Baku-Yaさんについてはこちらを参照)
吉澤さんと色々お話しているうちに、段々と身動きが取れなくなってきた。
気づいたら、中庭内はもの凄い人で溢れている。
ビールも飛ぶように売れているので、先ほどの樽でも足りないらしく、さらに次々と樽が運ばれてきている。
店の外に出ると、これまた凄い人。
皆、ビールグラスを片手に友人との談笑を楽しんでいる。
写真左:人で溢れかえったシュレンケルラの中庭。
写真右:店の外も人で溢れる。
<次回へと続く>>
ピンバック: バンベルク市内の丘から丘へ行ったり来たり==ドイツビール紀行2016(その27)== | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut
ピンバック: 集落横の古城見物==ドイツビール紀行2016(その29)== | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut