バンベルク市内の丘から丘へ行ったり来たり==ドイツビール紀行2016(その27)==

<<前回の続き
バンベルクに戻ってまず行ったのは、丘の上のSpezial Keller。
駅から離れてはいるものの、ZOB(中央バスターミナル)行きのバスがたくさんあり、そこまで行ってしまえば歩いて行ける。

順調に来たものの、あまりそっちの方向へ歩いていく人がいない。
なんだか不安な気持ちになったが、なんと「休暇中」!!

よくよく考えてみたら、2014年の時も休みだった。
つまり、Spezial Kellerの休暇日程と中国の国慶節休みは重複すると判明。笑

まずは坂をおりて中心方面へ歩いていくと、昨日出会った醸造家夫婦にバッタリ。
「おぉ、会うと思ったけど、やっぱり会ったねぇ」
そう話しながら、まぁビールでも飲もう、となった。
話していたらGleifenklauには未だ行った事がない、というので僕が道案内をする。

丘の上にあるGleifenklauは、地元色が強くて僕が好きな醸造所の一つ。
近隣のオジさん達が昼間からビールを飲む姿は、周辺集落の醸造所巡りとしている時と変わらない雰囲気。
16時半頃に入店したのだが、フリーの席が無かった。
ただし、「18時〜予約」と書かれたボードが置かれていたので、
「ビールをちょっと楽しませてもらうだけだから、ここに座るよ」
と店員さんに一言掛けてから着席。

写真左:ビールはオーソドックスにヘレス
写真右:店内の雰囲気

その後、醸造家さんが
「ちょっとBrauerei Hellerへ行こう」
という。

Brauerei Hellerとは、有名なSchlenkerla(シュレンケルラ)の醸造所名。
そこにあるのは醸造所だけであり、ビールを飲んだり食事をしたり、というのは全てSchlenkerlaが担当している。
急な見学も受け付けてくれない場所なので、この時間に行ってもなぁ、という本音を伝えると、
「大丈夫だ、さっきマイスターに電話したよ。彼は以前の同僚だ。」
という事で、Brauerei Hellerへ。

Hellerは先ほど訪問して空振りをしたSpezial Kellrの前にある。Graifenklauからは通常ルートだと一旦坂を下って中心部へと行き、そこからまた登るのだが、実は住宅地を通り抜ける近道があるので、そこを通っていく。
写真左:住宅地に掲げられた看板。おそらく多くの人が道を聞くものだから、住民が親切心で設置したと思われる。
写真右:Braurei Heller。

次回へ続く>>




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バンベルク市内の丘から丘へ行ったり来たり==ドイツビール紀行2016(その27)== への3件のフィードバック

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  2. ピンバック: シュレンケルラでURBOCKの開栓イベントを楽しむ==ドイツビール紀行2016(その28)== | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut

  3. ピンバック: 美しいビアガーデンで乾杯する喜び==ドイツビール紀行2018(その1) | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut

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