<<前回の続き>
テクテクと隣の集落に向かう。
距離的には2〜3キロなのだが、それぞれに醸造所があるのがこのエリアの特徴。
訪れたのはStublangという小集落である。
写真左:車道を離れて畑横の歩道/自転車道
写真右:教会の塔が見える集落入口
この集落は350人ほどなのだが、なんと醸造所が二軒ある。
その内の一軒、Brauerei Hennemannを訪問。
醸造所に近づくと、醸造所前にいる人から「你好!!(ニーハオ)」と声を掛けられた。
中国人の奥様とドイツ人のご夫婦で、
「こんなところで中国人の方と会うなんてビックリよ!」
と奥様の方が中国語で話し始める。
しばらく会話していると、僕の中国語がおかしいと思ったらしい。
(注:僕は上海在住なので一応少しだけ中国語が話せる)
今度は日本語で、
「あれ?あなたは日本人ね??」
と言ってきた。あらビックリ日本語ペラペラ。
せっかくなのでご一緒しましょう。
と3人でランチタイムとなった。
写真左:Brauerei Hennemannの全景。すぐ近くに宿泊棟がある。
写真右:店内の様子。改装されている部分は木がまだ白い。
ドイツ人の旦那さんの仕事は、なんとブラウマイスター!(醸造責任者)
現在はオーストリアの大手醸造所に勤務しているが、出身はフランケン地方のヴュルツブルク。話しをしていると共通の知り合いがたくさん。
以前は日本の地ビールメーカーにも働いていたと言う。
今回はフランケンのビールを飲みにあちこちを歩いているとの事だが、あまり情報を持っていないため、何故か僕がこの辺りにある小さな醸造所をあれこれと説明する事に。笑
写真左:牛タンの西洋ワサビソース掛け
写真右:フランケンの3大ビール。左からWeissbier、Helles、Dunkel。
ビールの縁を感じたランチタイムの後、すぐ近くにあるもう一軒を訪問。
しかし、定休日と重なった・・・。
実はこの集落を訪れるのは3回目だが、毎回定休日や臨時休業などと重なり、全くビールが飲めない・・・。
これも何かの縁なのか。
<次回へ続く>>
ピンバック: 大きな木の下でBioビール==ドイツビール紀行2016(その20)== | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut
ピンバック: 醸造所の軒先で瓶ビールをグビリ==ドイツビール紀行2016(その22)== | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut