Sonntag Fruehstuck(日曜日のブランチ)とドルトムンダー
ドイツ旅行の最終日は日曜日。
この日は昼過ぎからケルンへ向かい、観光後にフランクフルト空港へ向かう予定なので、昔の仲間達と朝から集まることになった。
まぁ、朝と言っても早朝ではなく10時頃からで、「ブランチをしよう」という訳だ。
市内中心部のカフェは、朝からモーニング・ビュッフェを開催しているので、そこに集合。
別料金だけど、モーニングビールから開始!
写真左:ドルトムントの定番ビール Brinkhof’s
写真右:DABと同じ傘下にあるデュッセルドルフのDiebels Alt
週末ブランチは文化だ
ブランチはドイツ人の好きなイベントの一つ(?)で、学生時代もよく誘われたり開催したりしたが、その時間が興味深い。
学生時代のブランチは11時頃からスタート。
日本人の感覚だと「これはランチ会だろ?」という時間帯なのだが、遅くまで遊ぶ学生にとって週末の朝は遅い。その日の最初の食事だからあくまで「朝食」なのだ。
パンやチーズをモグモグしながらコーヒーを飲み、よく喋ること喋ること。
次第にコーヒーがビールやワインに変わり、スナックやハムをつまみながら、またひたすら喋る。
そのうち誰かが、散歩に行こうと言い出して、2時間くらい畑の回りをウロウロ。
15年位前に、そんなことを月に何度かしていた仲間達と、何年かに一度こうして談笑しあえるのは嬉しい。
お互いの家族のこと、休暇の話などを近況報告。
さよならドルトムント
さて、ドルトムントからケルンへと向かう。
このルートは2つあり、メインルートはBochum、Essen、Duisburg、Duesseldorfとルール工業地帯を進むルート。サブルートとしてはHagen、Wuppertalとヴッパー川沿いを進むルートがある。
この2ルートを進む列車は、ドルトムントでは隣のホームに停車し、乗り換えがスムーズになっている。
当初、せっかくだからヴッパー川沿いルートを行こうと思ったのだが、少し遅れていたので列車が来ない。
メインルートを走る列車は、ICEではなく旧式の客車だったこともあり、こっちに乗ることにした。車両に変化を付けると旅もまた楽し。
列車内は大混雑だった。
ケルンまでは1時間半くらいの時間なので、ビストロカーに行ってみた。
日本ではほぼ壊滅している食堂車やビストロカーだが、嬉しいことにドイツではほぼ全ての特急列車に連結されている。
ビールとちょっとしたスナックを買って席に座る。
流れる景色を肴にこれまた一杯。
ただし、景色は味気の無いルール工業地帯・・・・。
ピンバック: ドルトムントの街外れにローカルビール復活==ドイツビール紀行2014(その26)== | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut
ピンバック: ケルン大聖堂から見下ろす旧市街の街並み==ドイツビール紀行(その28)== | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut