朝の散歩@Laaber。
集落を流れる小川「Schwarze Laaber(黒いラーバー)」はドナウ川の支流。この川に沿って遊歩道があり、のんびりと朝の時間が過ごせます。
村の朝は早く、教会に続く道すがらのスーパーは既に開店していますが、小さな村だけあって人気はあまりありません。
醸造所に帰って朝食。
パンはバイエルンらしく「Semmel(ゼンメル)」。外はパリっと、中はしっとり。
ハム、チーズ、ジャム類そしてコーヒーと、ドイツスタイルの朝食を頂きます。
朝食後はミヒャエル氏に醸造所を見せていただきました。
小さな村の小さな醸造所ですが、その設備は近代的。
僕自身数多くの小さな村の醸造所を見てきましたが、プランク醸造所が他と違うのはその消費地が世界中に及んでいる事。
醸造所から出荷され、飲食店へ届き、飲兵衛の口に入るまでの時間は数ヶ月に及びます。
冷蔵コンテナで運ばれるにしても、ほんのちょっとの雑菌がビールを台無しにしてしまう可能性もあるわけです。
そんな事態を避けるために、徹底的な管理の元でプランク・ビールは醸されています。
世界中にファンがいるプランクですが、地元のオジサン達にとっては「おらが村のビール」。プランクを飲む父親の姿、祖父の姿を見て育ち、また子供を連れ、孫を連れてこの店にやって来ます。
醸造所見学を終えて店に戻ると、そこには朝食後のひとときを楽しむオジサン達。
朝からビールを飲みながらの新聞タイムです。
もちろん、ビールだけでなく、コーヒーを飲む人も居ます。
店内の壁にズラリと並んだトロフィーと賞状。
最後にその前でお決まりポーズで記念撮影。
Prosit!
次は列車でレーゲンスブルクに向かいます。
何故か、そこで某ブルワーさんと合流。
ピンバック: Brauerei PlankとLaaber村のコミュニティ==ドイツビール紀行2013(その23)== | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut
ピンバック: 待ち人合流。乾杯は醸造設備の展示場で?==ドイツビール紀行2013(その25)== | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut