広場の真ん中にポツンと佇む、そこは醸造所
Schloss Platzとは「お城広場」という意味。
ベルリンは首都とは言え、歴史的にみたら他の街と同様に様々な街の集合体となっています。そしてかつては、そのそれぞれの街に領主が居て城がありました。
よって、あちこちに「お城広場」が存在するわけです。
そしてここがKoepenick(ケーペニック)のお城と言うわけです。
このお城広場の真ん中にある、観光案内所の様な佇まいが今回の目的地、Schlossplatz Brauerei Koepenickです。
近づいてみると、しっかりと「Brauhaus(醸造所)」と書かれています。
中には小さな醸造設備がひとつ、ポツンと置かれています。この規模は小規模醸造所の多いドイツでもかなり小さな方で、実際に「ドイツで一番小さな醸造所」と謳っているではありませんか。
小さな店内には5種類のビールが繋がれたサーバーを前にしたカウンター席が数席。
小さなテーブル席もあるにはあるが、基本的には外で飲むことになります。
冬はどうするのだろう??
当然の事ながら、この店はビールだけで食事やツマミ類の販売はありません。
しかし、ここはかつて城があった広場。見回すとそこにはパン屋、ソーセージ屋、ケーキ屋など多数揃っているではありませんか!
移動販売車ながら、数個のテーブルも置いている肉屋から買ったカレーブルストをツマミにビールで乾杯!
この醸造所に関しての詳細情報はこちらを参照。
風光明媚なKoepenickエリア
ビールの酔い冷ましに少し街を歩きます。
湖に囲まれたKoepenickは落ち着いた街並みを残しており、ベルリン市民にとっても休日のウォーキングなどを楽しむ絶好のエリアです。
そんなエリアだからカフェも多く、自転車乗りの人々がノンビリしている所などが見受けられます。
珍しくカフェに入ってカプチーノなんかを注文してみました。笑
米国系(シアトル系っていうのかな?)ではなく、小さなカフェが街角に点在しており、何とも文化的な雰囲気(?)。
そんな街を後にして、ベルリン市内へと戻ります。
ピンバック: ドイツ鉄道の新中枢==ドイツビール紀行2013(その9)== | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut
ピンバック: ベルリンのラストは地下室を覗きこむ小さな醸造所==ドイツビール紀行2013(その11)== | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut