ZOB

zob

ZOBとはZentrale Omunibus Bahnhof(ツェントラレ オムニブス バーンホフ)の略で中央バスステーションを意味する。
ドイツは鉄道が発達している国だが、都市内の移動はもちろんバス。
また、地域の中心都市から周辺の集落へは、路線バスが主役となる。
日本の鉄道駅の前に大きなバスターミナルがあるが、まさにあれがZOB。

ZOBはそんなバス路線の中心となる施設であり、特に市バスなどは必ずと言っていいほどZOBを経由して走っている。
日本のバスターミナルとの最大の違いは、駅前にあるとは限らない、と言うこと。
ドイツの古い町の場合、駅は郊外にあり、ZOBは旧市街地の近くにあることが多い。

降り立った町の駅前から「ZOB行」のバスに乗れば、旧市街近くに近づける、と言うパターンが多い。

カテゴリー: 旅のはなし パーマリンク