ハーレムというとニューヨークのハーレム地区が有名だが、本家本元がオランダ・アムステルダム郊外にある都市ハーレムである。
人口15万人ほどであるが、旧市街はオランダの街らしくコンパクトにまとまっており、徒歩で回る事ができる。
その旧市街の外れにあるのがBrouwerij Jopenのブルワリーパブ「Jopenkerk」である。
「Kerk」はオランダ語で「教会」の意味。その名の通り教会を改装した店舗だ。
店内では、ど真ん中に醸造設備が設置されており、醸造家が忙しそうに働いている様子が見える。それを取り囲むようにして席が配置されており、ビール好きならば何時間いても飽きない。
写真左:店舗全景
写真右:ショッピングモールに面しており、天気の良い日はテラス席が賑やか
実は街の近郊に大きな醸造所があり、外販用のビールの多くはそこで醸造されている。
しかし店内の醸造設備ももちろん現役バリバリに稼働。差別化のために、このブルワリーパブの設備ではノンフィルター系のちょっと濁りが残った状態のビールを醸している。
常に6種類以上のビールがTapにつながれており、多彩な味わいを楽しめる。
食事はオランダ系がメインだが、いわゆる「パブ飯」の部類。
クロケット(コロッケ)やチーズなどもあるが、安くてお腹いっぱいになるパニーニやサラダもおすすめ。
■Information■
Jopenkerk
Gedempte Voldersgracht 2,
2011 WD Haarlem
<公式WEB>
(最終訪問 2019年7月)