保養地であるBad Staffelsteinの直ぐ近く、小さな3つの湖の横にある小さな集落Nedensdorfにある小さな醸造所。
創業は1805年と200年以上の歴史があるが、この辺りでは平均的な古さ。
集落の片隅の軽斜面に建てられており、敷地の中に醸造所と宿泊もできるガストホフが並んでいる。
訪問時に居合わせた常連さんに、
「定番ビールはなんですか?」
と聞いたら、
「これだ、これ。これを是非飲め!」
と紹介されたのが、この店の定番「Dunkels Lager」。
フランケン地方で古くから造られているオーソドックスな味。
基本ラインナップとしてWeissbierのほか、シーズンビールが何種類かある。
写真左:Dunkels Lager
写真右:Weissbier
Weissbierはフランケンの田舎らしく、瓶ではなく樽(Von Fass)ででてくる。
ビールの種類が少ないと、それぞれの回転がいいため、常に良い状態のビールが楽しめる。
なお、これらのビールはこの醸造所でしか販売されていない、いわゆる「究極の地ビール」である。持って帰りたい場合は、通い瓶を買って持ち帰る方式。
写真下:たまたまビールを買いにきたオジさん。
この人はそのまま帰ったが、中にはついでに飲んで帰る人もいる。笑
常連のオジさんは周辺の醸造所情報をいろいろ教えてくれた。
後から入ってきた仕事帰りのオジさんは、
「オレは隣の集落の者だが、そこにもガストホフがあるぞ。来るか?」
と、これまた嬉しい申し出をしてくれる。
■Information■
Brauerei Gasthof Reblitz
Am Mahlberg 1
96231 Bad Staffelstein-Nedensdorf
Tel: 09573 96500
火〜金 16時〜
土 15時〜
日・宿 10時〜
月曜 定休日
<公式WEB>
Nedensdorfはこんな街
Lichtenstein郡の大字Bad Staffelsteinに属する人口250人ほどの小集落。
マイン川に面しているだけでなく、Westsee(西湖)、Ostsee(東湖)、Mittelsee(中湖)と小さな湖が並んでおり、風光明媚な場所にキャンプ場なども作られている。
温泉保養地であるBad Staffelsteinに至近距離ということもあって、シーズン中は人気の場所。