Fischer Bräuは小さな集落にある小さな醸造所。
1880年創業という歴史は驚かないけれど、この集落は人口50人ほどの極小集落。
そんな集落にもしっかりと醸造所があるのが、フランケン地方の凄い所。また隣の集落にもしっかりと醸造所が存在している。
家族経営の醸造所は実に楽しい。子供達が中庭で遊び、駆け回っている。
(後のブラウマイスターかな?)
訪問時、天気が良いので外の席に座った。
中庭にテーブルとパラソルを並べただけの質素なビアガーデン。
ビールは店内のカウンターで注文するセルフサービス形式である。
まずはフランケンの定番ビールである「ヘレス」。
陶器のジョッキで出されるのはビアガーデンのみかと思ったが、カウンター後ろのジョッキラックにずらりと並んでいるところを見ると、店内でも陶器で出しているようだ。
続いて「ヴァイスビア」。晴れた日は太陽の下でこれを飲む!これぞ至福の時!
食事に関しては小さな家族経営らしく、あまり種類がない。
メニューには、ソーセージプレートやシュニッツェルといった典型的なドイツ料理が数種類並んでいる他、「本日のメニュー」的な物もあるので聞けば教えてくれる。
(ただしドイツ語のみ)
写真左:本日のメニューにあった「パンと卵とベーコン・チーズ」。名前のままの形。笑
写真右:自家製プレート。ハム、ソーセージ類が一通り楽しめる。
■Information■
Fischer Bräu
Freudeneck 2
96179 Rattelsdorf
<公式WEB>
<最終訪問 2007年8月>
Freudeneckはこんな街
バンベルク郡大字Rattelsdorfに属する人口50人ほどの小集落。
通りに名前は存在せず、番地のみの構成。
周辺はやはり畑と森、そして近くに小川。
公共交通機関がなく、アクセスが困難な集落でもある。