醸造所としての社名は「Brauerei Gebr. Maisel」。
この社名にある「Gebr.」とは「兄弟」の事で、その名の通り1887年にHans と EberhardtのMaisel兄弟によって創業された醸造所。
その後それぞれの息子達によって醸造所が受け継がれ、一時はVeltinsが株式を多く所有していたものの、現在でもMaisel家によって営まれている。
バイロイトを代表する醸造所で、世界中へとビールが輸出されている。
そんなMaiselのかつての醸造所はBrauerei Museumとして公開されていたが、2016年より「Bier-Erlebnis-Welt」として整備されている。直訳すれば「ビール体験世界」であるが、Maiselだけでなく、ドイツビールの世界を楽しむ事ができる施設。
写真左:どっしりとした煉瓦造りの醸造所
写真右:Bier-Erlebnis-Weltの見学者入口
現在の醸造所は近代的な設備で大きく作られているが、この博物館の中では数十年前の設備が展示されている。
なお、これらの設備をまだ現役で使っている醸造所もあちこちにある。
館内には醸造に関する資料の他、フランケン地方を中心とした広告パネルや全世界のビールグラスなども展示されている。
知っている銘柄を見つけるのも楽しい。
場内をグルリと見学後は、併設されたガストホフでビールを一杯サービスされる。
この頃になると他の参加者とも打ち解けてきているので、ワイワイと楽しく飲める。
■Information■
Maisel’s Bier-Erlebnis-Welt
Andreas-Maisel-Weg 1
95445 Bayreuth
個人の場内ツアー参加は14時と18時の2回。
(ただし、ドイツ語のみの可能性あり)
10人以上の場合は、電話にて申し込みして時間を調整。
<公式WEB>
<最終訪問 2016年10月>