北京の三里屯地区は、各国の大使館ほかオフィスビルやショッピングセンターが立ち並ぶエリア。そんな場所柄、古くから在住外国人向けの店が多く存在している。
ビルに囲まれてポツンと存在しているのが1949大院と呼ばれるギャラリーを中心とした飲食街・・・いや、飲食街というにはちょっと小さいので、何軒かのレストランやバーが集まっているエリアとでも呼ぶのがいいかな。
昔は工房の様に使われていたのか、煉瓦造りの建物が並んでおり、それぞれに独立して店が入っている。
その一角にあるのが、北京を代表するブルワリーのパブの一つ「京A Brewing」のタップルームである。
写真左:タップルーム全景
写真右:暖かい季節は外飲みも気持ちいい
店内は天井が高くビアホールの様な空間だが、真ん中にあるのはコの字型のカウンター。何となく東京の大衆酒場の様な雰囲気もある。
カウンターがあるので一人飲みのお客さんも多い。中国の方で一人飲みをする人はほとんどいないが、欧米人を中心とした外国人のための店には、こうした一人飲みができるスペースがあることが多い。
写真左:コの字カウンター。
写真右:サンプルセットを二つ並べてほぼ全種類を楽しむ
食事に関しても、ハンバーガーやミートプレートなど、ビールに合う物ばかり。
これらをガブリと頬張りながら、ビールをグビリと流し込む至福の時間を過ごせる。
外にもテーブルが並んでおり、ここで天気の良い週末の午後にビールを飲むのも楽しそう。
■Information■
京A Taproom 1949
北京市朝阳区工体北路4号院1949大院内
<公式WEB>