ベルリンの南東部にあるKöpenick（ケーペニック）地区は、湖と河川に囲まれた風光明媚なエリア。ベルリン市民の憩いの場所でもあり、暖かい季節は散歩する人で賑わう。 現在ではベルリンの一部として行政上は扱われているが、元々はひとつの自治体であった事は、そこに立派なRathaus（市庁舎）があることでも分かるが、さらにここは城郭もあるため、歴史的にも古い街と思われる。
そんな街の中心であるSchlossplatz（お城広場）にあるのが、この醸造所。 トラムとバスが行き交う広場の真ん中にある建物がそれだが、何だかドイツのどこにでもありそうな造りに気づく。 これはどう考えても、元々は観光案内所。
写真左：水と緑とに囲まれたケーべニック地区。
写真右：旧市庁舎はなかなか立派。黄色いトラムととても合う。
定番ビール。左からWeizen、Helles、デュンケル。
他にもシーズンビールでサクランボ風味なども。新興醸造所らしくドイツの伝統的ビール以外にも造るようだ。
ちなみに食事の提供は一切無し。 ただし、この広場内にはソーセージ屋やピザ屋などの屋台が出店しており、そこからの持ち込みが可能。 （一応、店員さんに聞いたら「もちろん！」と言った） 周辺には洒落たカフェなども多く、ベルリンと言う大都会の雑踏に疲れた人にはオススメなスポット。
（最終訪問 ２０１３年９月）
■Information■
Schlossplatz Brauerei Köpenick
Grünstr auf dem Schlossplatz
12555 Berlin−Köpenick
営業時間 １２時〜１時
定休日 不定休
＜公式WEB＞
行き方
S４７の終点Spindlersfeld駅から、６０、６１番トラムでSchloßplatz Köpenick へ。
（この区間は歩いても１５分位）
または、S３ Berlin−Köpenick駅から６２、６８番トラムでSchloßplatz Köpenickかひとつ先のRathaus-Köpenickへ。
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ピンバック: お城広場の小さな醸造所＝＝ドイツビール紀行２０１３（その１０）＝＝ | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut