<<前回の続き>
Stublanngからほんの1km進むとFrauendorf。
集落間が短いので、道の先には次の集落が見える。
その中心にある教会の塔は一番高いが、おおよそ古い醸造所は教会のすぐ近くにあるため、そこに向かって進んでいけば良い。
2004年に来た時と全く変わらない教会の風景があった。
そして、教会の横にあるのが1867年創業の小さな醸造所Brauerei Hetzel。
写真左:村への入り口
写真右:中心にある教会。
教会前の敷地にあるのは一見すると農家のようだけど、実はガストホフと醸造所。
手前にガストホフがあり、裏手に醸造所がある。
前回来た時もそうだったが、ガストホフは夜だけの営業なのか空いておらず。
写真左:醸造所全景。手前はガストホフ
写真右:裏手の醸造所
一台の車が入ってきた。
近くに住む人らしく、空のビールケースは4つ出し、新しく買った4ケースのビールを積み込んでいく。
他の飲み物を一緒に買って行くのは、こうした店が「総合飲料卸」みたいな役割を担っているからでもある。
アウスシャンクと呼ばれるビール販売所で一本購入し、その場で飲み始める。
店は閉まっているが、木陰でビールを楽しむ家族もおり、同じテーブルで「Prost!!(乾杯)」。
鳥の鳴き声と、時々通り掛るトラクターの音が、なんだか心地よい田舎集落の昼下がり。
<次回へ続く>>
ピンバック: 田舎町で人とビールのご縁==ドイツビール紀行2016(その21)== | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut
ピンバック: お肉屋さんの兼業醸造所を再訪==ドイツビール紀行2016(その23)== | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut