ベルリンの壁は大きなキャンパス==ドイツビール紀行2014(その12)==

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ベルリン散歩

ベルリンを訪問するのは今回で5回目くらいか。
一番最初に訪れたのは2003年だと思うが、その時からビールスポット巡りばかりしていたので、今回は観光をすることにした。
まずはバスと地下鉄を乗り継いでWarschuer Strasseへ。
U1(地下鉄の1号線)は、その名の通り一番早くに開通した地下鉄。
ベルリンの場合は、1902年に開通している。
大柄なドイツ人が乗るにはちょっと小さめの車両と、第二次大戦で空爆を受けているとは言え、何ともアンティークな雰囲気のホームを持つ路線だ。

その終点であるWarschuer Strasseの横では、近郊列車のSバーンと、路面電車が接続している。

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Warschuer Strasse駅のすぐ近くにあるのがOberbaum橋。レンガ作りの二階構造式の橋梁で、シュプレー川を渡っている。
1階が歩行者用で、ずっと先までファザードが続く美しい橋。時々轟音を立てて2階部分をU1が走り抜ける。
ちなみに、歩行者用には自転車の姿は無い。歩車分離は当然の事、歩行者と自転車の区分も厳格に行われており、自転車は車道横に設置されている自転車道を走るのだ。

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ベルリンの壁は大きなキャンパス

橋の袂からシュプレー川に沿って歩くと、かつてのベルリンを東西に分けた壁がある。
と言っても、そこにあるのは記憶にあるモノトーンの世界ではなく、カラフルな世界。
この場所は現在East Side Galleryとして大きなコンクリートのキャンパスとなっているのだ。

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ちなみに誰もが自由に描ける、と言うことではないらしい。
かなり手の混んだ作品が多く、中には有名な作品もある。
オジサン二人のキスシーンは「独裁者のキス」と呼ばれる作品。
ブレジネフ書記長(旧ソビエト連邦)とホーネッカー書記長(旧東ドイツ)。

右はヨーロッパ人がイメージする日本かな。

どれもオープンになっているため、落書きされ放題、というのは仕方ない。

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このギャラリーは約1.3km続く。
途中には、オープンギャラリーとは言え、ミュージアム・ショップの様な小屋があり、絵葉書やベルリンの壁関係の書籍などを販売している。

その先にあるのは旧東ベルリン時代のターミナル駅だったOstbahnhof(東駅)。

ここから列車に乗って、ランチビールを楽しみに行く。

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次回へ続く>>


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ベルリンの壁は大きなキャンパス==ドイツビール紀行2014(その12)== への2件のフィードバック

  1. ピンバック: ベルリンで楽しむチェコの味?==ドイツビール紀行2014(その11)== | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut

  2. ピンバック: ベルリンは街歩きとビールの街==ドイツビール紀行2014(その13)== | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut

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