福建省厦門市のすぐ横に浮かぶ鼓浪嶼(グーランユー/日本語ではコロンス島と呼ばれる)にあるブルワリー。
この島はもともと島全体が租界地になっていたため欧米諸国の建物が立ち並んでいる。そのため、雰囲気がまったく中国ではない。
その雰囲気を求めて多くの観光客が訪れており、その観光客目当てに旧邸宅を改装したレストラン、カフェ、土産物屋が並んでいる。
この一口啤酒园もその一つ。
大きな洋館のレストランの一角に醸造設備が置かれている。
写真左:迷路の様な路地とブルワリーの入口
写真右:庭はテラス席として利用されている
テラス席のほか大きな部屋もありそうだが、ビールだけを楽しむのならば門を入って右側にある小さな建物がベスト。醸造設備を見ながらビールを楽しめる。
定番ビールはヴァイスビア、ピルスナー、ブラウンラガー、アンバーヴァイツェン、IPA、スタウト。
どのビールもヴァイスビアグラスで出てくるが、そういう細かい事は気にしない。笑
■Information■
一口啤酒园
厦门市思明区鼓浪屿风景区安海路38号
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鼓浪嶼はこんな場所
日本語では閩南語(福建語)の発音に近いことから「コロンス島」と呼ばれているが、汎用中国語では「グーランユー」と読む。
アヘン戦争後に締結された南京条約によって開港された五つの港町の一つ。(他に広州、福州、上海、寧波)
島全体が租界となり、ヨーロッパ各国の領事館が建てられていた事から今日でも多くの欧風建築が残る。
写真左:鼓浪嶼には船で渡る。観光船と住民用とは別の埠頭から出る。
写真右:船着場にあるフードコート。
写真左:島のシンボルである日光岩からの眺め。
写真右:島の反対側にはビーチもある。遠くからも結婚記念写真を撮りに来る人も多い。
写真左:島のどこからでも日光岩が見える。
写真右:賑わいのある通りは、レストランとお土産屋がいっぱい。