Domの南側に拡がるHeumarktは古くから存在する広場で、ライン川にも近いことから多くの観光客で賑わっている。現在、その広い敷地の地下は駐車場として整備されているが、降りていくエレベーターの入口を見つけない限り、そこに駐車場があるとは判らない。
この広場を分断するような形でUバーンが通っており、なぜかトルコ料理やが多い。
Heumarkt駅の南側広場に面しているのがこのマルツミュール醸造所。
コースターに描かれている風車は、近くを流れる小川Duffeesbachがライン川に注ぐ河口付近にあった製粉所に由来している。この製粉所は1572年から1853年までの長きにわたり営業を続けていた。醸造所は自体は1858年に創業。1912年はGottfried Josef Schwarzに買われ「Brauerei zur Malzmuhl」と名付けられた。
第二次大戦では大きな被害を受けたが、1948年に醸造を再開し、1952年にはこの店で昔の様にビールを楽しめる様になったという。
店内の様子。
古きケルンの酒場の雰囲気をそのまま残している。
昼間の訪問なので空いているが、夜はビッシリと埋まっているので迫力あるはず。
左は定番のケルシュ。
店員は常に店内を見回しており、グラスが空になった客にビールを持ってくる。
制止しない限り、次々とお代わりが出されるビールなので、注意が必要。
なお、コースターをグラスの上に置いておけば、お代わりは止まる。笑
(2009年の価格 0.2L 1.55ユー)
右はKoch’schesと呼ばれるアルコール分2%ほどのビール(?)。
元々、この店はMalzbier(ノンアルコールのモルト飲料。甘い)の店との事なので、ケルシュと並んでの看板商品のようだ。
(2009年の価格 0.2L 1.55ユーロ)
最終訪問2009年8月
Infotmation
Brauerei zur Malzmühle Schwartz GmbH & Co. KG
Heumarkt 6
50667 Köln
TEL:02 21 – 21 01 17
公式WEBサイト
Google Maps