1533年創業という、バンベルクでは一番の老舗。そしてその期限を遡ると1333年になるというから、鎌倉幕府が滅亡する頃にビールを造り出したという、何だかトンでもなく長い歴史のある醸造所だ。
かつては修道士が醸造に携わっていたことは、Kloster(修道院)という名を冠していること、そしてコースターに描かれた修道士からも解る。
坂道に建つKloster Braeuの全景。
斜面に作られた段々テラスがなかなか良い感じで、天気の良い日には多くの人で賑わう。
写真左:
坂の上に面しているドア。
こちらは醸造所に通じるドアで、一般客は通ることができない。
写真右:
入口に入るとまずは通路兼ホールが現れる。
左のドアはいつもはクローズしており、法事などの貸切時などに使われる。
突き当たりから先は醸造所で、基本的に客は入れない。
一般客の入口は、この写真でみて右側の扉。
写真左:
真ん中の窓は立ち飲み、またはテラス席でのビールを買うための販売所。
難しい言葉は要らず、
「Ein Bier, Bitte(アイン ビア ビッテ)」と言えば、たぶんヘレスが出てくる。
写真右:
黒光りした梁や家具が歴史を感じさせる。
写真の一番左端。ドアに一番近い所が常連席 Stammtisch(シュタムティッシュ)。
ビールはPils、Schwaerzlaという名が付いているDunkel、ちょっとアルコール度数が高めのBraunbier、そしてWeissbierの4種類が定番。
他にも春と秋にはボックビアなどのシーズンビールがある。
(最終訪問 2021年10月)
■Information■
Klosterbräu Bamberg
Obere Mühlbrücke 1-3
96049 Bamberg
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