Alexander Plz駅から鉄道高架に沿って歩いたところにある醸造所。
創業は1999年と新しい。老舗とはまた違った独特の雰囲気を持つ新興勢力。
ここは新橋のガード下?
東京の都市計画の際に、ベルリンの高架鉄道が参考にされたらしく、まさにここは有楽町・新橋駅周辺の高架下商店街のオリジナル版。
曲線を描いた美しい景観で、その一曲線ごとに一店が入居している形。
Lemkeの店内。
カーブを描いた天井が美しい。
入口手前側には小さなテーブルと椅子が並び、軽くビールを引っ掛ける客用スペース。
カウンター周辺も同じく。
奥の方にはしっかりとしたテーブルと椅子があり、食事を楽しみながら飲む客用のスペース。
尚、外はビアガーデンになっており、暖かい時期はほとんどの客がそっちに陣取る。
定番ビールはPilsとDunkelの2種類。無濾過状態で出されるのは醸造所ならでは。
メニューに気になる文字が、それは
「YAKITORI」!
聞くと、創業者は学生時代に日本に少し留学経験があり、そこで焼き鳥の味を覚えたとか。
確かにそれは鳥肉だけど、なるほどドイツ人がアレンジするとこういう物になるのか。
ボリュームもあり、一皿で食事としてフィニッシュできるのが魅力。
食文化は場所を変えて新しい食文化になる。
(注:2014年訪問時、「YAKITORI」はメニューから消えていた)
<最終訪問 2014年10月>
その後、ベルリン市内に別店舗をオープン。
詳細はこちら。
■Information
Brauhaus Lemke
Dircksenstraße 143
10178 BerlinTEL 030 24728727
営業時間 12:00〜夜中遅く
定休日 不定休
■行き方
Sバーン Hackescher MarktからAlexander Platz方面へ鉄道ガード沿いを歩いて徒歩数分。
またはAlexander PlatzからもHackescher Marktへと向かって歩ける。
2駅間の距離は約600mと近いのでどっちでも同じ。
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