ヨーロッパの中でもオランダは一般的な旅行先として人気があるとは思えない。。。
初めてヨーロッパを旅行する人は、まずフランス、イタリア、英国などに行くであろう。
リピーターになって、スペイン、ポルトガル、北欧、東欧・・・・。
その後にオランダ・ベルギー・ルクセンブルク・・・って感じか。
ただし、KLMオランダ航空を利用し「アムステルダムで乗り換えしたなぁ。。」と言う方は意外に多い。
ビール好きの方だと、ちょっとその順番が変わってまずドイツ、チェコ、ベルギー、英国。私自身もそうだったがハマると同じ国をリピートする傾向あり。
(注:上記はあくまで当研究所の感覚的な内容です。)
そんな不人気なオランダだが、訪れた人は皆
「オランダ、なかなか良いところじゃないか!」
と口を揃えて言い、中には移住までしてしまう人もいる。
ビールの面からみても、ドイツとベルギーに接している国だけあって、なかなか多種多彩なビールが楽しめる国でもある。
世界的に販売されている大手醸造所がある一方、あちこちに小規模な醸造所も点在しており、クラフトビールも充実している。
そうした醸造所のタップルーム(直営店)や、その他のビアバーなどでは飲み事に重点を置き、食事が簡素な店が多いのもオランダの特徴。
どの店も大体同じようなラインナップで、それを大別すると
「揚げ物」「チーズ」「乾き物+アルファ」の3種類。
■揚げ物の2トップ■
Kroket(クロケット)とBitterballen(ビターバレン)が2トップであることに異論がある人は居ないと思う。
クロケットは長細い形の揚げ物で、コロッケの原型と言われている。
ビターバレンは丸いボール型の揚げ物で、クロケットの小型版といった感じ。
写真左:クロケット(レストランなのでちょっとおしゃれな盛り方)
写真右:ビターバレン マスタードをつけて食べるのが基本
店によっては揚げ物の盛り合わせがラインナップされていることもある。
その場合は多種多彩な揚げ物と一緒に食べられるのが嬉しい。
下の写真では上記のビターバレンと共にKaassoufflé(カーススフレ=チーズのフライ)、Frikandel(フリカンデル)と呼ばれる肉ミンチをソーセージ状にして揚げた物。
さらに豪華版がこちら。
イカリングフライ、Loempia(ルンピア=春巻き)、後ろの方には白身魚フライ。
以上、店内での揚げ物類を紹介してきたが、これらはなんと自動販売機で買う事ができる。
自動販売機といってもその後ろに調理場があり、店員さんが入れているだけだが、、、。
アムステルダム市内に限らず、どこにでもあるのがFEBOというチェーン店。
その他にも個人店やスーパーの中、ガソリンスタンドなどあちこちに点在している。