Dortmund / ドルトムント ビール情報

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ルール工業地帯の中心都市

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ドルトムントはノルトラインヴェストファレン州の工業都市で、ドイツで一番のビール生産量を誇る。しかし、 工業都市ゆえ国外での知名度が低く、観光客の姿は皆無に等しい。
南の雄であるミュンヘンとは大違いで、そのことにドルトムントの人々は劣等感を感じず にいられない。

醸造都市、その変貌

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かつてのUnion醸造所は
街のシンボル

ドルトムントのビールの歴史は、合併と併合の繰り返しであった。
最盛期は60軒ほどの醸造所があったのだが、徐々に減少していき90年代半ばまでは数社になってしまう。さらに21世紀に入り経営統合で旧UnionとDABの2大体制になるものの、2005年ついにこの二つが統合され、Dortmunderはひとつになってしまった。
しかし、統合後も多くのブランドは残されており、それぞれの元あったエリアには、これらのビールが今日でも引き続き販売されている。

ドルトムントの楽しみ方

 

ドルトムントのビールは、旧市街に集中している。旧市街と言っても、全く古い訳ではなく、戦後に造られた建物ばかり、かつ産業都市だったために復興が急がれたため、全く美観という物を意識せずに再興されたらしく、味わいのある街はあまり期待できない。中央広場Markt周辺には、Kronen、Brinkhofs、Thierなどかつてはそれぞれの醸造所で造られていた銘柄のビールが飲めるレストラン等があり、ここを一周すればドルトムントのビールはほぼ楽しめる。

ドルトムントの醸造所



Dortmund / ドルトムント ビール情報 への1件のコメント

  1. ピンバック: ドルトムントの懐かしいビール==ドイツビール紀行2016(その6)== | ビール文化研究所 / Das Bierkultur Institut

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