<<前回の続き>
ニュルンベルクを歩く

この日はバンベルクから日帰りでニュルンベルクにやって来た。
ニュルンベルクは乗り換え時間にちょっと立ち寄る程度で数回来たが、今回はじっくりのつもりだ。
と言いつつも、夕方にはバンベルクとニュルンベルクの中間にあるForchheim(フォルヒハイム)のビアガーデンを訪問予定なので、実質半日程度の観光になる。
ニュルンベルク中央駅(HBF)。
よく中央駅はHBFと表記されるが、これはHauptbahnhof(ハウプトバーンホフ)の略である。
Hauptは「中央」とか「主要な」という意味で、Bahnhofは駅という意味となる。
ニュルンベルクHBFは荘厳な建物と幾本ものプラットホームが連なる駅だ。
実は、ドイツ初の鉄道はここニュルンベルクからちょっと先にあるFurthまでの区間である。
中央駅から道を挟んですぐに旧市街が広がっている。
第二次大戦で徹底的に破壊され尽くしたニュルンベルクが、中世の街並みの雰囲気で街全体が復元されたことは有名な話だが、駅のすぐ前にあるKoenig Tor(ケーニッヒ門)横に広がる横丁は、当時のままの姿に近い、小さな家々が並んでいる(お土産屋とレストランになっている)。
木陰のビアガーデンで、皆美味しそうにビールを飲んでいる。
さあ、こちらもニュルンベルクの散策をはじめよう。



ニュルンベルガーの殿堂

さて、まず足を運んだのは、ニュルンベルガー・ソーセージの名店、Bratwursthauesle(ブラートヴルストホイスレ)である。
中央広場(Hauptmarkt)、旧市庁舎(Altes Rathaus)のすぐ前にある。
テラス席も人が溢れているのだが、ラッキーなことに席を立とうとしている二人連れがおり、
「ここが空くよ!」
と合図をしてくれた。
ビールはTucherのヴァイスをチョイスした。
その他にも、Ledererという町外れにある醸造所のビールも楽しめる。
その辺については、以前「こちらの記事」に書いたので写真のみにする。
ソーセージを食べて満腹になったら、坂を登って城へ向かった。


カイザーブルクから街を一望
ビールとニュルンベルガーで満足したところで、カイザー城(Kaiserburg)へ向かう。
初めてこの城を訪れたのは、1998年6月。
その時以来、何度も何度もニュルンベルクを通り、3回ほど町中を歩いたにもかかわらず、この城までは辿り着かなかった。
なぜならば、いつも雨だったので、テンションが低かったのだ(笑)。
今回はスッキリとした晴れである。
沿道には花も咲き、良い気分で登る……ただし息が切れた(笑)。



さらに、てっぺんにある塔へも登ってみた。
そこからの眺めはまさに絶景だ!
これほどの街並だが、実は第二次大戦でめちゃくちゃになっており、戦後復興によりここまで甦ったというのは有名な話である。
なお、城の一部がユースホステル(YH–ドイツ語ではJugendherberge/ユーゲントヘアベルゲ)になっているのはあまり知られていないかもしれない。
バイエルン州の規定で26歳以上利用不可だが(T_T)。
(家族利用はOKだったかな?)


職人の街ニュルンベルク
ニュルンベルクは美しい街である。
一度戦争で破壊されているなんてことは、この街を歩いている限り考えられない。
さらに、この旅は快晴だ!
青く澄んだ空と緑の木々が、運河の水に反射している。
カイザーブルク城から坂を下っていくと、切り絵の並んだ小さな店があった。
覗くとオバサンが一人、机の上で作業をしているので、見学させてもらった。
壁一面にハサミが!
切り絵屋であり、壁はハサミの博物館である!
全てオバサンのコレクションだという。
すごい!
場所は城からデューラーの美術館の坂を少し降りた所だ。
さて、ここからニュルンベルクを離れ、本日の目的である街へと向かう。


<次回へ続く>>
