タグ: ドイツ

  • Wagner Bräu / Kemmern

    Kemmerrnというバンベルクの北8kmほどに位置する人口2500人ほどの街。
    名も無き街のように思っていたが、調べてみると紀元前から存在するなかなか歴史のある街であることがわかりビックリ。
    こちらを参照
    そこにあるのが1788年創業の醸造所Wagner Bräuである。
    住所的にはHaupt str.(中央通り)とMittel str.(真ん中通り)という同じような意味の通りに面している。教会にも近く、まさに街の中心に数百年間存在している醸造所。

    写真左:醸造所全景
    写真右:店内に並ぶMeisterbrief(職人養成課程修了証みたいなもの)

    ビールはヘレス、ヴァイスと言ったフランケン地方の定番メニューは並ぶ。

    中途半端な時間だったので、Brotzeit(軽食)を何点か注文。(この時は現地のビール好き仲間と3人で訪問)

    老舗の醸造所だけあって、街外れには貯蔵庫を兼ねたビアガーデンを持つ。
    日の長い時期の晴天な日は、街の人々が喉を潤しに集う場所でもある。

     

    ■Information■
    Wagner Bräu GmbH & Co.KG
    Hauptstraße 15
    96164 Kemmern

     

    最終訪問 2010年8月

  • Bergmann Brauerei / Dortmund

    Bergmann Brauerei / Dortmund

    dortmund_bergmann
    ドルトムントは産業革命時に炭鉱、製鉄業で栄えた街。
    多くの労働者の「仕事後の一杯」(つまりビール)のために醸造所が多く存在し、かつてはドイツ一の醸造都市だった。
    Bergmann Brauereiの創業は1796年で、ドルトムント西部のRahm地区で醸造を始めている。その後1972年にDortmunder Ritter Brauerei に買収される形で醸造所は閉鎖。しかし、2005年に委託醸造という形で復活している。
    その後、2010年にはドルトムント市内のHafen地区(水運の港がある地区)に自社醸造所を開き、晴れて自家醸造を開始した。

    写真左:倉庫街の一角にある事務所棟
    写真右:事務所から少し離れた場所にある醸造所

    do_bergmann0032013dortmund003_06

    委託醸造の頃から「Bier Kiosk(ビア・キオスク)」として存在するAusshank(アウスシャンク=ビールの販売所)。
    その名の通りキオスクを改装している。
    瓶ビールのみの取り扱いで、車でやって来てケースごと買っていく人が多い。

    do_bergmann_kiosk001.jpgdo_bergmann_kiosk004.jpg

    2013年時点でのラインナップはSpezial、Pils、Export。
    現在では少し増えている模様だが、基本としてはドイツスタイルのビール。

    do_bergmann002

    ■Information■

    Kiosk der Bergmann Brauerei
    Hoher Wall 36,
    44137 Dortmund
    do_bergmann_map

    公式WEB

    <最終訪問 2013年10月>

     

    Dortmund Hafen地区はこんな街

    ドルトムントはライン川の支流であるルール川に面した街である。
    ルール川は「ルール工業地帯」の名前の元になっている通り、その周辺にはEssen、Bochum、Witten、Dortmundなどの工業都市があるのだが、その他に多くの運河が張り巡らされており、それぞれが水運に活用されてライン川へ、そして大西洋へと繋がっている。
    Hafen地区は直訳すると「港地区」。Rhein-Herne運河へと続くDortmund-Ems運河にある港を中心とした街。
    決して大運河という訳ではないのだが、小型であってもコンテナ船が行き来する風景はまさに港町。

    2013dortmund003_05 2013dortmund003_07

    煉瓦造りの税関の建物。
    その他、空き倉庫を利用したカフェレストランや、アーティストの活動拠点など殺風景な倉庫街が徐々に姿を変えてきている。

    2013dortmund003_112013dortmund003_08

  • Brauerei Wernsdörfer / Schönbrunn im Steigerwald

    Brauerei Wernsdörfer / Schönbrunn im Steigerwald

    shoenbrunn_wernsdoerfer

    Schönbrunnは、フランケン地方の中でもStiegerwwaldと呼ばれる山がちなエリアにある人口900人ほどの集落。
    ここに1853年創業のBrauerei Wernsdörfer がある。
    車が通るメインストリートから、細い路地を入っていくのだが、ここもまた「醸造所と教会は近い」というセオリー通りの立地だ。
    石畳を歩いて行くと、大きなトラクターが置かれた農家の向こうに、パラソルとテーブルが置かれた小さなビアガーデンを構えた醸造所が見えた。
    目の前には教会があり、また道はその奥の墓地まで続いている。
    入り口がよくわからず、ガーデンから中を覗いたら、常連らしきオジさんがドアを開けてくれた。

    schoen_wernsdf_bgh03schoen_wernsdf_bgh01

    この醸造所で造られているビールは、Vollbier一種類のみ。
    曖昧なビールの名称ナンバーワンのVollbier・・・・、この醸造所ではちょっと褐色がデュンケルが出てきた。
    他にもバンベルク市内の醸造所のビールが何種類か繋がれており、ラインナップを補完している。
    このビールを毎日楽しんでいるのは、もちろん地元のオジさん達。
    常連席で、グビグビと飲んでいる。

    schoen_wernsdf_b002
    「まぁこっちに座って飲めよ」
    先ほどドアを開けてくれたオジさんが誘ってくれたので、常連席にお邪魔した。

    オジさんが手にしているジョッキには、大きく「バイエルン・ミュンヘン」のエンブレムが描かれている。
    よく見ると、棚にずらりと並んだ多くのジョッキにも描かれているではないか。

    聞けば、この店はこの集落の「バイエルン・ファンクラブ」の事務局(?)の様な存在で、テレビ中継のある日はみんなで応援。
    同じフランケン地方でプロチームがあるニュルンベルクや、時にはミュンヘンまでバスツアーを企画してみんなで行くこともあると言う。
    冠婚葬祭だけではなく、集落の人が集まる醸造所はまさに「地域の中心」である。

    「そうか、オマエさんもサッカーが好きか!まぁ、乾杯!!」
    オジサンは美味しそうにビールを飲み干し、お代わり!

    「で、君もバイエルンのファンなんだね??」

    「え〜、それがですね・・・」

    と言いながら、我が愛するボルシア・ドルトムントのキーホルダーをチラリ。

    その瞬間、
    「Oh! Mein Gott!!(オー!マイン・ゴット)」
    「それを知っていれば、さっきドアを開けなかったよ!!」
    (もちろん冗談)

    schoen_wernsdf_gastschoen_wernsdf_bgh04

    ■Information■
    Brauerei Wernsdörfer
    Obere Bachgasse 5
    96185 Schönbrunn im Steigerwald

    営業時間
    月、木、金、土、日 9:30〜
    水 17時〜
    火曜定休

    公式WEB

    <最終訪問 2007年8月>

    Schönbrunnはこんな街

    バンベルク郡の大字Brugebrachに属する人口900人ほどの集落。
    正式には「im Steigerwald」と場所をつけて表記。
    Steigerwald とはバンベルク西側に広がる森のこと。このエリアはこれまた独特な地域愛を持った人が多く、「我らはFränkisch(フランケン人)ではなく、Steigerwalder(シュタイガーワルター人)」だ、と胸を張る。
    彼らが誇るように、そこは美しい村々が続き、それぞれの集落には醸造所が点在している。

    交通の便は悪く、一応路線バスはあるものの1日数本しかなく使えないに等しい。

  • Kommun Bräu / Kulmbach

    Kommun Bräu / Kulmbach

    kulmbach_kommunbraeu_a

    Kulmbach(クルンバッハ)はフランケン地方においても、比較的醸造量の多い都市。
    大手醸造所があり、そこから世界へと出荷されているからだ。
    そんな醸造都市の片隅にあるのが、小さな醸造所Kommun Bräu(コミューンブロイ)。

    実は、コミューンと名乗る醸造所がドイツ中に存在している。
    古くからあるコミューンは、何軒かのがガストホフなどが共同で所有する醸造所。設備を共同で使う場合と、マイスターも含めて共同で雇う場合もある。

    ここはそういう形式ではなく、昔ながらの醸造所をこの街に作ろうと、1992年に出資者が集まった組合形式の醸造所。もともとは蒸留酒を生産していたそうだが、設備を投資してビールの生産も始めた。

    kulmbach_kommun007kulmbach_kommun008

    生産量の少ないビールは基本的に近所で消費されている。

    開閉式の栓が付いた1L瓶が、木の箱に入っている。
    もちろん、箱も瓶も簡単にリサイクルができる。

    写真左:ビアガーデンで乾杯。
    写真右:ちょうど友人の結婚式に行くのだ、という青年がビールを買いに来た。
    もらった友人は、空けた瓶を持ってこの醸造所に来ては、新しいビールを交換していくのだろう。

    kulmbach_kommun003klumbach_kommun002

    ■Information■
    Kulmbacher Kommunbräu e.G. Reale Bierwirtschaft
    Grünwehr 17,
    95326 Kulmbach

    公式WEB

    <最終訪問2006年5月>

  • Mühlenbräu / Mühlendorf

    Mühlenbräu / Mühlendorf

    muehlendorf_1

    バンベルクから市バスでアクセスできる集落のひとつが、ここMühlendorf。
    この集落はAurach(アウラッハ)という小川で南北に分かれているが、バス停「Ortmitte(地域の真ん中)」が北側にあることから、元々はこちら側が街の中心だったと推測できる。
    南側にそびえるのは教会の塔、そのすぐ近くにあるのが1826年創業のMühlenbräuである。

    mhlendf010mhlendf002

    屋根裏を含めて4階建ての立派な建物で、上階は宿屋。
    そして裏手は醸造所になっているという典型的なフランケンの田舎町のスタイル。
    また、すぐ近くにはビアガーデンがあるのも見逃せない。

    店のシンボルは水車と鯉であるが、敷地の隣を流れるアウラッハに水車を設置し、かつてはその動力を醸造所内で利用していた。(麦芽を挽くなど・・・かな?)
    また、鯉を養殖しており「R」が付く月(Janur/1月、Febur/2月・・・など)には鯉料理がメニューに並ぶ。

    mhlendf009mhlendf006

    ビールの定番はフランケン地方らしくヘレス、デュンケル、ヴァイス。
    瓶ビールの出荷はしているようだが、樽はこの醸造所内でしか飲めない。
    当研究所的には「準・究極の地ビール」として認定。

    写真左:フランケンのスタンダードビールである「ヘレス」。
    写真右:冷たいビールが苦手な人には、温めて提供。

    mhlendf003mhlendf014

    ■Information■
    Brauereigasthof Mühlenbräu
    Brückenstraße 19
    96135 Mühlendorf

    月曜 16時〜
    水〜日曜 11時〜
    火曜定休

    <最終訪問 2008年3月>

    Mühlendorfはこんな街

    バンベルク郡の大字Stegaurachにある人口800人ほどの集落。
    バンベルクから6−7kmの距離にあるため、ここから自転車でバンベルク市内まで通勤する人も多そう。
    市バス912番がバンベルクZOB(中央バスステーション)と結んでいるのでアクセスが楽。このバスはDebring方面からやって来て、この集落内を「Mühlendorf Ortsmitte」「Mühlendorf Neukreuth」と停車してバンベルク方面へと折り返して行く。
    醸造所は「Mühlendorf Neukreuth」の目の前。

    mhlendf001mhlendf008

  • Brauerei Fößel Mazour / Appendorf

    Brauerei Fößel Mazour / Appendorf

    appendorf_foessel

    Appendorfという人口200人ほどの小さな集落にあるのが1890年創業のBrauerei Fößel Mazour。
    この醸造所のブラウマイスターは1923年生まれと、ドイツでも最高齢のひとりだ。
    (訪問2008年当時は80歳。現役かどうかは確認中)
    マイスターの貫録もスゴイが、この醸造所の雰囲気もまたスゴイ。
    手前の建物が食堂兼民宿(Brauerei Gasthof/ブラウエライ ガストホフ)で、道を挟んで奥に見えるのが醸造所。
    たしかに小屋の入り口には「Brauerei(醸造所)」と書かれている。

    apendorf_brauerei008apendorf_meister001

    興味深そうに写真を撮っていると、マイスターが出てきて中を案内してくれた。
    醸造所内に並ぶのは、古くてもよく手入れされている醸造機器の数々。マイスター共にずっとこの集落の人々の為のビールを作り続けてきた、いわば集落の文化財だ。
    100年以上前から使っている建物だが、それ以上の古さを感じるのは、おそらくこの一家が買い取る前から誰かがここでビールを作っていたのだろう。

    apendorf_brauerei009apendorf_brauerei014

    ここは正にドイツの田舎街にある昔ながらの醸造所。
    小さな醸造所の横には地下室「Keller(ケラー)」が掘られ、ここでビールが貯蔵されている。半地下部分はひんやりとした空間であり、空調設備無しでほぼ年間一定の温度を保っている。
    貯蔵庫には隣で醸したビールの他に、ここでは造っていないヴァイスビアなども置かれている。
    何とも不思議な光景であるが、ガストホフとして営業している限り、ヴァイスビアが好きなお客さんも当然居るので、こうして醸造していないビールも補っている訳だ。

    apendorf_brauerei005apendorf_brauerei003

    店内は真ん中にサーバースペースがあり、それをグルリと取り囲む様にしてテーブルが配置されている。壁に作り付けられたベンチと椅子で一つのテーブルを囲むのも、典型的な田舎スタイルで、多くの店で見られる様式。

    apendorf_brauerei001apendorf_meister002

    この小さな醸造所で醸されるビールは「Lager」のみ。
    さらに販売は、このガストホフのみ。
    瓶売りさえもしていないので、まさにこの集落のオジさん達のためだけに作られているビールと言って良いだろう。
    このエリアで飲まれているビールのほとんどが大カテゴリーである「Lager」なので、そのLagerの何なのか、という疑問が残るが、ここのビールはちょっと色の薄いデュンケルという感じ。

    apendorf_bierapendorf_brauerei015

    居酒屋スペースの横には、大きなホールがある。
    集落の醸造所では、かならずこの様な空間があり、ここでパーティーやら政治集会、または冠婚葬祭などが開催される。
    この醸造所の変わったところは、このブラウマイスターのコレクションである楽器が飾られた博物館があること。ギター、バイオリン、アコーディオン、金管楽器・・・・凄い数の楽器が並んでいる。
    その他にも、修理前のオートバイも多数・・・・。

    apendorf_brauerei007apendorf_brauerei006

    ■Information■
    Brauerei Fößel Mazour
    Baunacher Str. 28,
    96169 Appendorf/Lauter

     

    <最終訪問 2008年3月>

    Appendorfはこんな街

    バンベルク郡の大字Lauterrというエリアにある人口200人ほどの小集落。
    南へひとつ山を越えるとマイン川があり、そこには川沿いに幹線道路も鉄道もあるが、この集落群には集落間を繋ぐ細い道が一本あるだけ。
    一応公共交通はあるものの、1日数本しかないため現実的にはあまり使えない。

    appendorf_map

  • Brauerei Gasthof Müller / Debring

    Brauerei Gasthof Müller / Debring

    debring_mueller

    バンベルクの町外れにあるDebringという集落にある醸造所兼レストランが1699年創業のBrauerei Müller。
    年間1000hlほどを生産するこの小さな醸造所のビールを飲めるのは、この醸造所に併設された店のみ、という「究極の地ビール」である。

    家族経営の小さな醸造所だけあって、敷地もかわいいものだが、番犬らしき犬は怪しき侵入者である僕を警戒して、吠え立ててかわいくない。笑

    debring003debring002

    店内の壁にずらりと掲げられているのは、「Meisterbrief(マイスター・ブリーフ)」と呼ばれる職業資格の証書。様々な職業の証書があるが、もちろんこの店に掲げられているのは「Braumeister(ブラウ・マイスター)」の証書。
    これがないと醸造所としてやっていけない。
    伝統ある店の場合は、先祖代々のマイスター・ブリーフが並べられている。

    debring006debring001

    この店の定番ビールはピルス(Pils)とデュンケル(Dunkel)。共に1.9Euro/0.5L、1.1Euro/0.25Lとこの辺りでは標準的な価格。(2008年当時)
    そしてヴァイスビアやボックなど何種類かの瓶ビールが揃っていた。

    まずはデュンケルで乾杯。近くにいる人もこちらにグラスを向けて乾杯。

    続いてピルス。
    何だか順番が逆の様な気するが、これは乗るべきバスに乗り遅れたため、もう一度戻って来て飲み直したため・・・・・(笑)
    「しまった!バスに遅れる!」
    と出て行った僕が店に戻ってくると、店内に歓声が上がった。

    debring004debring005

    小腹がすいていたので、ついでにKaese Brot mit Zwiebeln (2.8Euro)を注文。
    直訳すれば「チーズパンとタマネギ」。その名の通り、説明不要の食べ物。

    debring007

    ■Information■
    Brauerei Gasthof Müller
    Würzburger Str. 1
    96135 Debring

    営業時間 11時〜(木曜以外)
    16時〜(木曜)
    月曜定休

    公式WEB

    <最終訪問 2008年3月>

     

    Debringはこんな街

    バンベルク郡下のStegaurach地区に属する集落で、その人口は500人ほど。
    幹線道路B22号線沿いにあり、結構な交通量のある集落。
    場所的にはバンベルクのすぐ外れという場所で、市バス912番でのアクセスが可能。

    debring_map

  • Brauerei Gasthof zum Schwan / Ebensfeld

    Brauerei Gasthof zum Schwan / Ebensfeld

    ebensfeld_schwanen

    1752年創業のBrauerei Gasthof zum SchwanはEbensfeldの教会近くにある鮮やかな緑の建物。(2007年当時)
    ガストホフ自体の創業はもっと古い。
    住所は小さいながらも街の真ん中に位置しており、醸造所が古くからこの街の中心的な存在であったことが予想できる。

    ebensfeld_schwan02ebensfeld_schwan03

    街中にある店の場合、ガストホフの裏手に醸造所がある場合が多い。
    一般的に、道路に面して大きな扉があり、裏手へと続く通路になっている。
    かつては馬車が行き来し、そこから原料を運び込んだりビールを出荷したりしていた。
    現在でもその通路を現役で使っている店もあるが、この店の場合、この通路にはテーブルが置かれており、簡易ビアホールになっている。

    写真左:通路内のテーブル。そこから教会が見える。
    写真右:裏手にある何とも味のある醸造所。日本の古い味噌蔵のよう。

    ebensfeld_schwan_bier3ebensfeld_schwan01

    ビールはフランケンの定番ヘレス。この醸造所では「Landbier(ランドビア)」の名で販売されている。
    デュンケルは「Adam Riese Urtrunkdunkel」(アダム・リゼ ウアトルンク デュンケル)なる名前が付いている。このアダム・リーゼというのは、この地域出身の数学者の名前で、中世の頃に活躍したらしい。
    この街に限らず、Staffelstein(シュタッフェルシュタイン)周辺には、彼の名を取った店の看板が多い。

    写真左:テラス席で飲むヘレス。
    写真右:Urtrunk(昔飲まれていた)との形容詞が付くデュンケル。

    ebensfeld_schwan_bierebensfeld_schwan_bier2

    店内にあった木製の冷蔵庫。
    氷ではなく電気式であるが、まだ冷蔵庫が珍しい時代に先代が大枚叩いて買った物だろう。確かに新しい物を買った方が安いかもしれないが、道具を継承するということはこういうことなのだ、と冷蔵庫が語っている。

    ebensfeld_schwan04

    公式WEB

    <最終訪問 2007年8月>

    Ebensfeldはこんな街

    Lichtenfels郡の中にある一つの集落で、人口は2000人強。
    温泉保養地であるStaffelsteinの隣にあるため、サービス業に従事する人や、位置的にはバンベルクにも近いため、工業地帯へ通勤する人も多い。
    鉄道駅もあるので、そこからのアクセスが安易。

    ebensfeld_schwan05ebensfeld_kirche2

  • Brauerei Eichhorn / Dörfleins(Hallstadt)

    Brauerei Eichhorn / Dörfleins(Hallstadt)

    doerfleins_einhorn

    バンベルク郊外のHallstadtのDörfleins地区にあるのがBrauerei Eichhornと、その直営パブの「Schwarzer Adler(シュバルツァー・アドラー=黒鷲)」。
    鷲はドイツのシンボル的な存在であり、特に黒鷲はあちこちで使われている。
    この「Schwarzer Adler」だけなく、「Golden Adler(ゴールデンアドラー=金鷲)」を名乗る店も多い。(業種を問わず)

    あちこちの資料をみても、この醸造所の創業年がはっきりしない。
    田舎の醸造所では、醸造所そのものの経営権が売買されることも多いので、何人かの手に渡っているうちに、歴史そのものが紛失した可能性もある。

    hallstadt_einhorn001

    この醸造所では、Pils, Weiss, Kellerbier, Export, Bockのラインナップ。
    訪問時には、WeissとKellerbierをチョイス。

    隣に座っていたオジサンがこの周辺のビールを飲み歩いているらしく、かなり話が合った。
    僕もこの時点で周辺集落のビールはかなり飲んいたので、それなりに会話の相手が出来、さらに周辺にいた他のお客達が何だか変な日本人がいるということで、会話に参加し始めた。皆が小さな村の醸造所情報をくれるので、こっちは一生懸命にメモを取って「次」につなげることができたのだ。

    hallstadt_einhorn_bierhallstadt_einhorn_bier2

    ヴァイスビアを飲みながら飲みながら注文したソーセージは、Krakauer Wuerstと言う初めて聞く名前の物。
    ソーセージはフランクフルター、チューリンガー、ミュンヒナー・・・などと地名がそのままソーセージ名になっていることが多い。
    では、このKrakauer(クラカウアー)とは??
    隣の席のオジサンに聞いてみると「Krakau(クラカウ)」というポーランドの地名だと言う事。日本では「クラクフ」と表示される街の事だ。
    大きめの挽肉のちょっとスパイスが効いた味わいがビールに合う。

    ちなみに、このソーセージ2本はザウアークラウト付きで3ユーロ。
    ザウアークラウト無しで2.7ユーロだった。
    Weissbierは0.5Lで1.8ユーロ。
    (2008年の価格)

    hallstadt_einhorn_essen002

    ■Infomation■
    Brauerei Eichhorn (Schwarzer Adler)
    Dörfleinser Straße 43
    96103 Hallstadt-Dörfleins
    Telefon (0951) 75 660

    公式WEB

    <最終訪問 2008年3月>

    Dörfleinsはこんな街

    バンベルク郡のHallstadt地区に属する人口1300人ほどの集落。
    すぐ近くにバンベルクの港、工業地帯がある。
    市バスも904番がこのエリアまで走っているので、アクセスは便利。
    Dörfleins Mitteの目の前がこの店。

    クラカウア SUFFA2006・SURABAKTO1994金賞受賞

    クラカウア SUFFA2006・SURABAKTO1994金賞受賞
    価格:648円(税込、送料別)

  • Pfefferbräu / Berlin

    Pfefferbräu / Berlin

    berlin_pfeffer_deck2

    UバーンのSenefelderplatz駅からSchönhauser Alleeという大通りを渡ると、そこに大きな劇場の建物がある。
    実はここ、かつての醸造所跡で1892年から1921年まで稼働していた。
    2007年から現在のPfefferbräuとして存在している。

    階段を上がったところにはビアガーデンが広がり、それを囲むようにしてガストホフや醸造所、そしてシアターが配置されている。
    シアターでの開演前、または観覧後にビールを引っ掛けて・・・というお客さんも多そう。

    2014_006_berlin_712014_006_berlin_70

    店内の天井は高く、広い。
    落ち着いた感じの客席は、ビアホールと言うよりも落ち着いたレストランと言った感じ。

    シアターに続く通路に醸造設備が置かれていた。

    2014_006_berlin_652014_006_berlin_64

    かつてここに存在していた醸造所は、バイエルンスタイルのビールを作っていたとの事。
    今日でも定番ビールはHells、Dunkelとバイエルン寄りの構成。

    訪問した日は、ベルリン支部と一緒の取材だったため、肉料理を中心にあれこれと注文。
    どれも美しい盛り付けで、「さすがベルリン!」となぜか感動。

    2014_006_berlin_612014_006_berlin_632014_006_berlin_672014_006_berlin_68

    ■Information■
    Pfefferbräu
    Schönhauser Allee 176
    10119 Berlin

    公式WEB

    最寄り駅 U2 Senefelderplatz駅。